本物は流行が来た時に再認識できる!“本物”の味がする「甘酒飴」

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いい意味で流行に左右されず、真摯に作られ続けるソフトキャンディ

本物は流行が来た時に再認識できる!“本物”の味がする「甘酒飴」

最近の食品のブームは、移り変わりが非常に激しいです。アサイーが流行ったと思えばチアシードが流行り、チアシードが流行ったと思えば甘酒が流行りと、それはもう食品業界の人間からしてみれば激流のようです。

 

SNSやそういったものから流行ができる時代でありがたくもあるのですが、そういった市場では、他人のふんどしで商売をしようという商品もたくさん出てきます。
「とりあえず流行りもので新商品を作っておこう」といった具合です。

 

そうなると売り場というものは、いくら似た者同士を比べても同じものだらけで、結局安い方が優先的に売れていくという事態が起こります。流行が決め手のはずが、価格が決め手の本末転倒で、せっかくの流行も台無しになってしまうのです。

 

では、そういう時に残るのはどういった商品か? それは流行る前から、粛々とその商品を美味しくお求めやすくする苦労をしてきた商品です。この『松屋製菓』は甘酒飴を発売してなんと30年以上です! それは、流行に食いついてとりあえず商品を作ろう!というところとは何もかもが違います。個人的に感じる甘酒飴の強みは、酒粕の風味です。ソフトキャンディにすることによって、かみしめたときに風味がジュワーと出てくるようです。
これからもいろいろな流行が生まれると思いますが松屋の甘酒飴のような商品をその流行の中で探しご紹介したいと思います!

※掲載情報は 2017/12/10 時点のものとなります。

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キュレーター情報

二木英一

二木の菓子 専務取締役 商品開発部長

二木英一

「二木の菓子」ではお菓子の専門店として常時約10,000種類のお菓子を取り揃えて日本中、世界中からお客様をお迎えしています。(規模によりますが一般的な小売店で約500~1000種類位と言われています)文化も、環境も違う地域から見つけてくるお菓子は驚きと、感動がいっぱいです!中には決して大型店舗では、売られる事のない名品も沢山あります!私は、食べる時に思わず感情移入してしまう名品を探すべく日々情報収集と自分の足で確認する事を仕事としています。また最近は独自の視点から商品開発も手がけております。それは、私がお菓子のプロとしてお客様から求められる提案に、手土産があるからです。昨今、お菓子ブームから、ただ売れている商品に似せて作った物が多くあります。そこで、決して流行や売れている物の真似ではなく、お菓子が本来持っている手渡しする意味や本物を形にする為、企画からお菓子が出来るまでを「ふたつ木」という自社ブランドでご提案しています。2015年5月テレビ東京「ガイアの夜明け」~進化するお菓子驚きの販売手法~出演 著書「なぜ20円のチョコでビルが建つのか?」Amazonマーケティングカテゴリー1位獲得

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