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ザ・キャピトルホテル 東急『ORIGAMI』のバナナブレッド
私の世代では「ザ・キャピトルホテル 東急」のコーヒーハウス『ORIGAMI(オリガミ)』と聞くと懐かしい気持ちになる。
ビートルズ、パヴァロッティ、ペ・ヨンジュン……。43年間にわたって国内外の賓客に愛された「キャピトル東急ホテル」が「ザ・キャピトルホテル 東急」として生まれ変わって
もう7年。ペストリーブティック『ORIGAMI』の看板メニューである「パーコー麺」は健在で今でも時々食べたくなる。
先日ホテルのボールルームで行われたパーティで、『ORIGAMI』のバナナブレッドをお土産に頂いたので食べたところ、昔ながらのパウンドケーキがもつ粉の美味しさと素朴さにノックアットされた。
老舗ホテルには長年愛される定番がよくある。「ザ・キャピトルホテル 東急」では、ペストリーブティック『ORIGAMI』で販売されている「バナナブレッド」が定番人気。
お土産に、プレゼントにと、創業以来長年にわたりさまざまなシーンで利用されてきたそう。
ふんわりした生地とともにバナナの甘さが広がる。パウンドケーキに近い食感で、素朴な粉の味が懐かしい。開発当時のレシピを今でも忠実に守り、バターを加えずにソフトな食感を出している。今流行のパウンドケーキ類は、どんどんリッチなテイストに向かっているので、バターを使わないあっさりしたこのバナナブレッドは珍しく、飽きない味が万人に愛される所以だろう。
使用するバナナは、その濃厚な甘さを生地に反映させるため、完熟した証である茶色の斑点シュガースポットが皮に現れるまで待ってから使うという。
生クリームやアイスクリームをトッピングすれば、自宅でもおもてなしデザートとして出せるのではないだろうか。 夏場なら冷やして食べるのもいい。1日30本前後しか焼かないため、夕方には売り切れることもあるそう。
バナナブレッド
Sサイズ1本1,050円(税込)、Lサイズ1本1,280円(税込)
※賞味期限 2日
「ザ・キャピトルホテル 東急」 ペストリーブティック『ORIGAMI』のバナナブレッド
※掲載情報は 2017/12/05 時点のものとなります。
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キュレーター情報
フラワーデザイナー
花千代
フラワーデザイナーとしてHanachiyo Flower Design Studioからの発信のみならず、テーブルアート、空間デザイン、料理のワークショップなども含めて、多角的に楽しむライフスタイルの在り方を提案するライフスタイルクリエーターとしても活躍。主宰する会員制美食クラブ「ザ・ベストテーブル」では毎月様々な工夫を凝らしたテーマで、レストランのシェフたちとコラボレーションしている。エッセイ「若さを卒業すれば女はもっと美しくなる」(CCCメディアハウス)など著書多数。また、松嶋啓介シェフの最新対談集「バカたれ」では対談相手を務めるなど、シェフの友人も多い。
新刊:センスの決め手はチープシックと色使い「花千代流テーブル&フラワースタイリング」(誠文堂新光社)5月2日発売
http://www.seibundo-shinkosha.net/products/detail.php?product_id=4975
3月にシンガポールにオープンした鮨屋「小康和」のプロデュースなど海外に本格的な和食を広める活動もスタート。http://www.shoukouwa.com.sg/