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ほんのり甘くて種類が豊富。上品と言う言葉がぴったりな甘納豆!
金沢でも有数の観光地「にし茶屋街」。「ひがし茶屋街」に比べてこじんまりとした通りです。ひがし茶屋街のように、通りいっぱいに沢山のお店があるわけではありません。そんな歴史のあるにし茶屋街にあって、人気の「甘納豆かわむら」。たぶん、にし茶屋街にはこちらのお店を目指して向かう人が多いのかも知れないですね!
私が行ったのは真夏の暑い午後だったので、運がよく人通りは多くなく、日陰を探しながら歩きました。にし茶屋街には個性的なお店が多いように思います。目指す「甘納豆かわむら」の向かいは見番所。ちょうど踊りのお稽古が終わったばかりの芸妓さんが、出て来るところに遭遇しました。花街らしい趣のある通りです。夜になって、にし茶屋街に明かりが灯るころには、三味線の音が聞こえる昼とは違う、華やかな通りになるのでしょうね。
このお店は以前、テレビで某タレントさんが紹介されており、私が紹介しなくてもご存じの方がたくさんいらっしゃると思うのですが、こちらの甘納豆は、石川産の能登大納言小豆や、大浜大豆、丹波の黒豆など地元産のものを厳選し、素材によって炊き方を変え、それぞれの素材の持ち味を生かす製造方法で作っているそうです。保存料、漂白剤、着色料は使用しておりません。
甘味料も少ないため、日持ちもあまり長くはないようです。
店内で味見をさせていだだきながら、どれにしようか迷うのも楽しみのひとつです。私はひよこ豆の甘納豆が気になって、この詰め合わせを購入しました。また、ブラッドオレンジピールと言っためずらしい素材の砂糖漬けもあります。
「まめ日記」のパッケージデザインはとてもシンプルで柔らかい文字を使っています。これも金沢らしい品が感じられます。
※掲載情報は 2017/10/17 時点のものとなります。
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キュレーター情報
パンシェルジュ
石野衣絵子
パンと菜食料理教室「る・くりま」主宰。各種天然酵母で作るパンとゆるいマクロビをベースにした菜食料理が得意。日々作るパンや料理は、美味しくそして安全であるべきだと考えています。素材選びと素材が持つ力を信じて、引き算で作る工夫がいっぱいのレシピが好評。料理教室やパン教室に通うのが趣味だったのですが、気が付いたら教える立場になっていました。教室運営の傍ら、企業向け講師・区民講座・レシピ開発・調理指導委託業務。リマ・クッキングスクール師範科卒業。みそソムリエ。調理師。