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東京都亜熱帯地区「情けの島」、八丈島で生まれた「麦冠 情け嶋」
羽田空港から55分で到着する八丈島は、東京から一番近い亜熱帯の楽園。
伊豆諸島南部に位置する八丈島は、東京都でありながら東京都とは全く異る風土と文化を誇ります。
その八丈島でお酒といえば、島の人から「島酒」と呼ばれ親しまれている焼酎です。
中でも八丈興発の「情け嶋」は、八丈島を代表する焼酎として都内の有名レストランや一流ホテルでも取り扱いがある、今注目の焼酎ブランドです。
三代目の小宮山善友氏(写真左)は、お父様の造った「情け嶋」をベースに八丈島伝統の麦麹を使用し、5年の歳月をかけて常圧蒸留による「麦冠 情け嶋」を完成させました。
「日本に冠たる麦焼酎を八丈島で造る」という思いを込めて名付けられた「麦冠 情け嶋」。
「焼酎は香りが命」と小宮山さんがおっしゃる通り、麦本来の香りを生かした華やかで香り豊かな焼酎に仕上がっています。
この「麦冠 情け嶋」は、ロックでお召し上がりいただくと、とろみのあるまろやかな味わいと香ばしい麦の香りを一層楽しむことができます。
また、夏の暑い時期には、淡麗で軽やかな飲み口の「情け嶋」を炭酸で割って、サワーで召し上がるのもおすすめ。
ちなみに、私と焼酎「情け嶋」との出会いは、埼玉県内で「情け嶋」を取り扱う老舗酒店「松澤屋」の試飲会でした。
(写真左:株式会社 松澤屋 松澤潤子取締役ワイン事業部長)
http://www.grandvin.net/
焼酎「情け嶋」の名前は、八丈島に古くから伝わる民謡「八丈ショメ節」の一節から名付けられました。
沖で見たときゃ鬼島とみたが
来てみりゃ八丈は情け嶋
この唄は、「情け嶋」のラベルにも描かれています。
人口わずか7千人の八丈島は、人情味あふれる人々が住む情けの島。
小宮山さんは、「壱岐焼酎」、「球磨焼酎」、「薩摩焼酎」、「琉球泡盛」に続いて、伊豆諸島の9酒蔵による5つ目の産地呼称「東京島酒」の取得を目指しています。
八丈島の自然が息づく、東京島酒「情け嶋」。2020年に行われるオリンピックに向けて、今後ますます注目を集めていくことでしょう。
「麦冠 情け嶋」のお問い合わせは、以下の連絡先にお願いいたします。
電話:04996-2-0555
メール:jimu@hachijo-oni.co.jp
※掲載情報は 2017/07/27 時点のものとなります。
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キュレーター情報
ワイン・チーズ講師
佐藤玲子
元 国際線客室乗務員。京都産業大学 外国語学部 非常勤講師、ワインスクール レコール・デュ・ヴァン主任講師を経て、レザンドール ワインサロン主宰。レザンドール代表として、企業向けセミナーや講演会の講師を務める他、各種イベントを主催して、ワインとチーズの魅力を伝える活動をしてします。
日本ソムリエ協会認定 シニアソムリエ
日本ソムリエ協会認定 ワイン検定 ブロンズクラス・シルバークラス認定講師
日本ソムリエ協会認定 Sake ディプロマ
WSET(R) インターナショナル・ハイヤー・サティフィケート
チーズプロフェッショナル協会認定 チーズプロフェッショナル
チーズプロフェッショナル協会認定 C.P.A.チーズ検定認定講師
フランスチーズ鑑評騎士の会 シュヴァリエ(騎士)叙任
世界遺産検定1級
2018年 ジャパン・チーズ・アワード審査員
2015年 2018年 コンテ チーズ ベストプロモーター
2017年 パルミジャーノ・レッジャーノ ベストプロモーター
2015年 2016年 サクラワインアワード審査員