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バタークリームをスポンジに重ねて鐘をイメージしたケーキ
鎌倉紅谷と言えば、クルミッ子が有名ですね。キャラメルの中にくるみがぎっしりとつまってバター生地で挟んであるお菓子ですね。いつもクルミッ子をお土産に持ってきてくれる友達が、ある日「鎌倉の鐘」を持ってきました。箱を開けるなり、皆の歓声です!「わー何これ!きれいなケーキ!」見た目は、鎌倉の本覚時の鐘に、雪が降り積もるイメージのケーキです。
真っ白で品のある佇まい。ケーキ全体に粉砂糖が振ってあり、これが雪のイメージです。切って見てまたびっくり!バームクーヘンの様に何層にもスポンジが重なって、その間にクリームが挟んであり、このクリームはバタークリームなのです。
最近はバタークリームのケーキってあまり見かけないですが、バタークリーム好きは多くいらっしゃいますよね。私も実はバタークリーム好きです。このバタークリームは、バターの質の良さを感じ、くどくなく、薄くスポンジと重なっているので、口溶けも良く、あっと言う間に一切れ食べてしまいます。見て感激、切って感激、そして食べると懐かしい味がするケーキが「鎌倉の鐘」です。
この作業は丁寧な作業の繰り返しですよね。丁寧に作られた美味しい懐かしいケーキです。このケーキの形状も手作りだそうですよ!鎌倉紅谷さんのお菓子は丁寧に手作りで作られているので美味しさが伝わりますね。
それから「鎌倉の鐘」は、友達についつい毎回お土産にリクエストしてしまうケーキになりました。
※掲載情報は 2017/07/20 時点のものとなります。
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キュレーター情報
料理家 salon de R主宰
山田玲子
1995年~浜田山の自宅にて料理教室「Salon de R」を主宰。 小学生の国際交流の活動を通じ、食する事は人の輪なり・・と感じ「美味しい料理はあなたを想う温かい心から」をコンセプトに。 マダムなおうちごはんを大笑いの中、無理なく楽しく大胆に調理!お料理とともにおもてなしのコーディネートから笑いの心意気まで伝授いたします。国内はもとより、NYやヒューストン、スペイン、韓国、シンガポールなど、海外でもレッスンを開催。各地で食を通じて人々と交流を深めている中で「食は一番身近な外交」であると実感。企業の料理教室講師や、食品会社のレシピ開発やケータリング、各種イベントや 食とコミュニケーションなどのタイトルで講演会も多く開催。
2002年家庭画報「とっておきのおかず大賞」審査委員特別賞受賞
著書として
「おにぎりレシピ101」英訳付き ポット出版
「サラダBowlレシピ」大和書房