「岩手県産株式会社」のサヴァ缶をつまみに縁側で飲む幸せ

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岐阜の田舎の一軒家に移住して、よかったと思うことの一つに夕暮れ時、夕食前に縁側で静かに飲む時間を持てることがあります。イタリアで言えば、アペリティーボの時間といったところでしょうか。  

 

僕の縁側飲みの定番つまみは缶詰です。手軽だし、皿も洗わなくていいですからね。最近の缶詰は豚の角煮やアヒージョなど凝った物も出てきていますし、美味しいです。でも、僕は、やはり、サバ缶が落ち着きます。

 

缶詰の魚は残り物のイメージを持つ方が多いですが、船の上でさばいて缶詰に詰めているので、ある意味、一番新鮮なのです。そして、缶詰は何年か寝かしておき、賞味期限ぎりぎりに食べた方が、味がしみこんで美味しいのです。なかなかそこまで待てないんですけどね。

 

さて、写真は岩手県釜石市で作られているサバ缶です。「Ca va?」とフランス語で書かれ、読み方は「サバ~」です。実際はサバの意味ではなく、フランス語圏に行くとあいさつ代わりによく耳にする挨拶で「元気?」といった感じでしょうか。

最初は復興支援と防災食の備えを兼ねて購入しましたが、今では、すっかりヘビーユーザーです。寝かせた方がいいと頭ではわかっているのですが、夕暮れになると縁側で浸る幸せの誘惑に負け、防災袋から出してしまいます。実は、この缶詰はパスタとの相性もいいんですよね。

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岩手県産株式会社

※掲載情報は 2017/07/20 時点のものとなります。

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キュレーター情報

イシコ(石原英一)

旅行作家・エッセイスト

イシコ(石原英一)

1968年岐阜県生まれ。静岡大学理学部数学科卒業後、大道芸を使った子供ショーをしながら全国を行脚する生活を10年程続ける。2003年(有)ホワイトマンプロジェクト設立。5年間限定で国内外問わず50名近いメンバーが顔を白塗りにすることでさまざまなボーダーを取り払い、ショーや写真を使った表現活動や環境教育を行う。一方、女性ファッション誌編集長、WEBマガジン編集長を経て、「MONOマガジン」や「散歩の達人」などに連載を持つようになり、エッセイストとしての活動を始める。2008年から2009年まで「SKYWARD」、「SANKEI EXPRESS」、「nakata.net」など新聞、雑誌、WEBに「旅」や「食」をテーマにした連載やブログを持ちながら世界一周。
帰国後、岐阜県安八町に移住し、ヤギと暮らしながら、「旅」と「散歩」をテーマにWEB、書籍、テレビ、講演、商品プロデュースなどを通して表現している。著書に「世界一周ひとりメシ」(幻冬舎文庫)、「世界一周ひとりメシ in JAPAN」(幻冬舎文庫)、「世界一周飲み歩き」(朝日文庫)がある。

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