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旨い魚に旨い醤油、2種類の九州こだわりの味
九州の醬油は甘くて美味しいと人気があります。甘い醤油は口当たりをまろやかにし、食欲を増進させることから、暑い地方で好まれる傾向があるようです。
そもそも醤油は、中国の「醤(じゃん)」が由来と言われています。米・麦・大豆などを保存するための手段のひとつであったと考えられており、日本では、大豆を原料として「醤」がつくられていたようです。鎌倉時代の1254年には、中国から味噌づくりが伝わり味噌の製造が始まり、その製造過程で染み出す汁が、今でいう「たまりしょうゆ」になったといわれています。
今回ご紹介する商品は、北九州市八幡が生んだ2種類の醤油で、福岡県産の丸大豆を使用した本醸造の一品です。
まず、ひとつ目は、丸大豆しょうゆ「茜(あかね)」です。
素材本来の旨味と香りを際立たせた一品で、じっくりと発行熟成させまろやかに仕上げています。かけ醤油としてだけではなく、煮炊きの味付けにも最適です。
次は、さしみしょうゆ「粋(いき)」の紹介です。
二段熟成でじっくり発酵させたこの醤油は、濃厚な旨味と甘味を兼ねそろえています。氷糖蜜と水飴、本みりんを加えた深みのある味わいは、さしみ醤油として最適な一品です。
この醤油は、大正2年から福岡県北九州市で造り続けられています。九州の温暖な気候と豊富な食材を生かした味は、生産者のこだわりと地域への感謝が込められている商品です。
また、ごとう醤油は醤油だけでなく、ドレッシングの製造も行なっています。
※掲載情報は 2017/07/07 時点のものとなります。
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キュレーター情報
唎酒師、ソムリエ、ラジオパーソナリティ
岩室茂樹
1974年東京生まれ。北九州市立大学大学院卒、MBA(経営学修士)。
ホテル旅館の経営にも携わり、全国47都道府県を練り歩く。
唎酒師とソムリエの資格を持ち、ラジオパーソナリティとして地域の魅力は発信。
あらゆる縁に感謝をし、生かされていることへの感謝をどのようにして伝えていくかを考える。