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人気店「ASTERISQUE」の春の新商品
「ワールドチョコレートマスターズ」(以下、WCM)という、チョコレートの技術を競う世界大会で2005年世界3位を獲得した和泉光一シェフがオーナーシェフを務める、代々木上原の「ASTERISQUE(アステリスク)」。プロフェッショナル向けにチョコレートの技術指導を行っているチョコレートアカデミーでも、国内外のショコラティエ向けに何度も講習会をしてくださっています。
日本のチョコレート界を牽引している和泉シェフが、ベルギーのチョコレートブランド「カレボー」を使用し、爽やかで上品な、初夏に合ったチョコレート菓子と、年中問わず人気で私も大好きなケーキを紹介いたします。
新作『アメリ』は、イチゴ風味のホワイトチョコレートのムースにバジルのアクセントを加えたプチガトー。鮮やかなピンク色が手土産でも喜ばれると思います。
『アーム』は、2005年WCMに出場した際の受賞作品です。口溶けの良いビスキュイ ショコラと滑らかなチョコレートクリームの層に、コーヒーのクレムブリュレとヘーゼルナッツの香る、サクサクのクルスティヤンがアクセントに。
『ミラージュ』。製菓の国際コンクール「WPTC」2008で受賞した作品。
『グリオッティーヌ』。タルトやアントルメ、どれを見ても美しくて惚れ惚れします。
ボンボンショコラの種類もいろいろあります。数々のコンクールで受賞された経験は、多様なお菓子で表現されていらっしゃいますね。チョコレートの質が最も分かりやすいお菓子の形なので、是非美味しいベルギーチョコレート「カレボー」の味を味わっていただきたいです。
早めの時間にお店に行って、彩り豊かなショーケースを是非見ていただきたいです。そして、色鮮やかなだけでなく、上質なチョコレートが使用されていることも思い出してくださいね。
※掲載情報は 2017/04/26 時点のものとなります。
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キュレーター情報
チョコレートアカデミーセンター 東京
尾形剛平
1997年東京製菓学校卒業。サロン・ド・テ・スリジェ(東京都調布市)、ドゥー・シュークル(東京都江戸川区)にて修行し、渡仏。M.O.F.の称号をもつアルノー・ラエル氏を師事しパリで1年間、その後フランス、キブロンのアンリ・ルルーに移り、同店ジャポンのシェフ・パティシエとして帰国。アンリ・ルルーと提携し、日本で展開している株式会社ヨックモックの商品企画開発担当として7年間勤務。2015年4月より、バリー力レボージャパン株式会社に入社し、チョコレートアカデミーセンター東京の責任者を務める。
2006年メープルスイーツコンテスト グランプリ 優勝、2007年ガストロノミックアルパジョンコンクール ピエスアーティスティック部門 準優勝、2015年カリフォルニアピスタチオコンテスト 準優勝・優秀賞など、国内外の受賞歴多数。