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こだわりの農法と匠の技が育む優美な味わいの究極の日本茶
先日、茶歌舞伎で印象に残る素晴らしい日本茶に出会いました。
茶歌舞伎とは、複数のお茶を飲み分け、その産地や銘柄を当てる遊び。その際にすっかり魅了されたのが今回ご紹介する「香りの芸術ほうじ茶」です。エレガントな香り、丸みのある味わいは、ほうじ茶の常識を超えた印象に残る香りと味わいです。
こちらの茶畑は、宇治茶の中でも日本一高値で取引される地区「和束(わづか)」にあります。標高が高く、朝夕は涼しく日中は気温が高いという寒暖差ある好条件の立地。そこには、「こまかげ」、「ごこう」、「さみどり」、「あさひ」など古くからの在来種があり、その中から玄人好みの「こまかげ」を用い、本来なら玉露などに使われる新芽を惜しげもなく使って、エレガントな香りや丸みのある味わいを醸し出しているそうです。
しかし、茶葉さえ良ければ素晴らしい製品になるわけではなく、茶葉を加工し、鋭い感性と経験からたぐいまれなる風味に仕上げる「茶師」の仕事が大変重要とのこと。茶酵素本舗さんの茶師は、江戸時代より続く茶園に生まれ、お茶のソムリエコンテストともいえる京都府茶審査技術競技大会(第73回)で史上初の満点優勝を果たした実力者でもあります。そんな茶師の熟練の技で、手間をかけて仕上げた特別な日本茶なのです。
農薬を使わず、健康にも地球環境にもいいお茶を作りたいという思いが結実した、神々しい味わいの香り高き究極の一杯、是非お試しくださいませ。
こんなに手間隙かけて育てられた逸品ですから、大切な方へのギフトにもおすすめです。
※掲載情報は 2017/04/15 時点のものとなります。
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キュレーター情報
料理研究家
石松利佳子
「身体の中から美しく」をコンセプトに、マクロビオティック×薬膳×スーパーフードを融合させた植物性100%の料理教室「Salon de R」を主宰。
病気をきっかけに食事を見直し、“身体は自分が食べた物でできている”と実感。外食は楽しみつつも自宅での食事をマクロビオティックに変えて身体が元気になったことから、「食と健康」について興味を持つ。その後は、中国の医学理論に基づいた薬膳を学び、季節や体質、心と身体のつながりなど、その人の状態によって食べるべきものが変わることを知り、料理教室だけでなく薬膳の理論が学べる資格取得講座をスタート。
その他、ワインスクールや短大での講師、豆腐マイスター認定講座、WEB・雑誌にてコラム執筆やレシピ紹介、企業へのレシピ提供や商品開発なども手掛ける。