昔ながらの塩作りを今に伝えるプロジェクトからできた、九十九里海岸「山武の海の塩」

昔ながらの塩作りを今に伝えるプロジェクトからできた、九十九里海岸「山武の海の塩」

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昔ながらの製法で炊き上げたミネラル豊富な海の塩

偶然「海ほたる」で見つけた「山武(さんむ)の海の塩」。
昔ながらの製法とか、手間暇かかったものに興味があるので購入してみました。

昔ながらの塩作りを今に伝えるプロジェクトからできた、九十九里海岸「山武の海の塩」

「塩」って毎日お料理に使うけれど、あまり考えずに買っていたなぁ、そんなにいつもの塩と違うのかな?もし違ったらいつものお料理がグレードアップするかもしれない!


しかも、振りかけるだけ!という簡単な手間だけで……なんて期待してしまう……。

昔ながらの塩作りを今に伝えるプロジェクトからできた、九十九里海岸「山武の海の塩」

いつもの塩より粒が大きめの「粗塩」でしっとりとしています。
これは調味料として使うより食卓に置いて最後にパラパラしたら美味しくなるし、塩の粒が見た目にも美しいかも。なめてみたら旨みがある!粒が大きい分だけ塩分濃いい感じがするかと思ったのに、まろやかな味わいでした。

 

牛肉や鶏肉をこんがり焼いて最後に海の塩をパラリ。
サラダに海の塩も美味しそうだし、じゃがバターにも粗塩は絶対に合う!
普段の食事も、この「海の塩」に変えるだけで、ワンランクアップしますね。

 

この塩は、千葉県山武市・九十九里の「昔ながらの塩作り」を次世代に伝えようと山武市観光協会が中心となって立ち上げた「さんむ九十九里海岸 海の塩プロジェクト」で企画されたそう。
機械を使わず昔ながらの製法で作り上げた塩は、甘みと旨みの濃い自然粗塩。

昔ながらの塩作りを今に伝えるプロジェクトからできた、九十九里海岸「山武の海の塩」

九十九里海岸の美しい海から潮汐を見極めて組み上げた海水は、カルシウムが豊富で素材の味を活かす塩として人気が高いとか。

昔ながらの塩作りを今に伝えるプロジェクトからできた、九十九里海岸「山武の海の塩」

海水を汲み上げ、その海水を網にかけ濃縮させ、平窯に移し薪を焚いてゆっくり約3日煮詰めます。
煮詰めて結晶になった塩をすくい上げ、天日干しで余計な水分を飛ばし出来上がるという、ほんとに手間暇かかった塩作り。
http://sammu-sea-salt.com/flow.html

 

調べれば調べるほど、海の塩が貴重に見えてきます……。
「塩づくり体験」として誰でも参加できるというから、夏休みあたりに(寒いとツライからという甘い考え……)親子で申し込んでみようかなぁ。
http://sammu-sea-salt.com/event.html

 

いつでもどこにでもある「塩」が、実は大変な労力がかかっていることを学ぶことができれば「食育」にもつながりますよね。
海の水が塩になる工程は、化学の実験みたいな面白さもありそうです。

 

町おこしの一環でもある山武の「海の塩」、お試しください。

 

電話:0475-53-6024
住所:千葉県山武市松ヶ谷ロ3342

※掲載情報は 2017/04/10 時点のものとなります。

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キュレーター情報

内野美佐

(株)ウェディングファクトリー代表

内野美佐

クレイアーティストとして主にウェディング業界で制作活動をしています。これまでゼクシィ始め様々なウェディング雑誌でクレイのケーキの制作や、式場スタイリングもさせていただきました。クレイは繊細な見た目ながら丈夫で長持ちする素材なので、それを活かしたふんわり優しい作品作りを心掛けながら、お客様の特別なストーリーを形にするアニバーサリーギフトも制作しています。千葉県いすみ市という九十九里そばの自然豊かな土地で家族5人で生活しております。地域活動にも積極的に参加し、千葉県いすみ市観光協会はじめ行政の様々なプロジェクトにも参画しております。ippinでは、ウェディングのお仕事で出会ったスペシャルな商品から、小さなお店の知られざる一品まで「人から始まる愛ある一品」を心を込めてご紹介させていただきます。

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