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カナダ・バンクーバーから届く焙煎士こだわりのコーヒービーン
皆さんは「ブラックシープ」と聞いて、どんなイメージをもたれますか?白ではなくて、黒い毛を纏った羊「Black Sheep」は北米のスラングで、「はみ出しているもの」という意味で使われています。
カナダ・バンクーバー発の「ブラックシープコーヒー BLAQ Sheep Coffee」も、まさにこれまでのコーヒーとは違う、既成概念にとらわれない自由な考えを持った「はみ出すほどに際立った」美味しいコーヒーを追求しています。それは、「美味しいコーヒーは笑顔と幸せを運ぶ。一杯のコーヒーに心を開くと人生が変わる」という信念を持って、コーヒーづくりに臨んでいるからです。
ブラックシープコーヒーはひとりの志高い焙煎士タン(Tan L. Tran)さんが立ち上げたコーヒーブランドです。タンさんは誰もが楽しめる一杯の美味しいコーヒーを作り出すために、ヨーロッパのカフェ文化や歴史を辿りながら、世界中を巡り知識と感性を磨いてきました。そして、辿りついた理想の焙煎を実現するため、大自然を残しながらも多くの人が行き交う街バンクーバーの地に理想とするコーヒーショップをオープンさせました。
タンさんのこだわりは豆の個性を生かし、魅力を引き出す「焙煎」。生豆の状態でそのコーヒー豆の特性を見極め、丁寧なハンドピックを行っていきます。産地はもちろん、環境の変化や、気候などにより豆の出来具合が左右されます。大きさ、固さをひとつひとつ確かめながら、丹念に豆を選り分けていきます。大きさを均一にした豆だけで焙煎することで、焼きムラを防ぎ、豆から出る悪いオイルを防ぐことができます。
焙煎はコーヒー豆の密度と栽培された場所に応じて、少しずつ何回にも分けて行い、その後急速に冷やしてから他の地域のコーヒーとブレンドします。最終的な焙煎プロセスのあとに風味やキャラクターを引き出しているので、身体に優しい洗練された雑味のない薫り高いコーヒーを生み出すことができます。お客様の元に届けられるまで、コーヒー豆に酸素を吸わせないよう密封包装にも工夫を凝らし、風味と鮮度を完璧に保ちます。
そんな手間をかけ、そして愛情を注ぎ、豊かな創造力で生み出されたオリジナルブレンドのコーヒーは飲む人を笑顔にさせる不思議な力があります。中には、コーヒーが苦手だという人も、このブラックシープコーヒーに出会って、コーヒーの美味しさに気づいたという人もいるほどです。
ブレンドすることで生まれる新たなコーヒーの世界
ロースト具合だけでは想像できないテーマに基づいたブレンドが基本となっており、どの商品も飲む前にその味を想像して、わくわくするようなラインアップとなっています。
【フレーバーの特長】 ※写真左から(原産国名)
1.エスプレッソ・ブレンド(スマトラ、コスタリカ)
口に含むとまず野生のブルーベリーのような甘酸っぱさが漂い、なめらかで濃いクリーミーさが後味に残る、いままでのコーヒーの豊潤さの枠を広げた濃厚さ。
2.ブラックシープ・ブレンド(スマトラ、コスタリカ、エチオピア)
チェスナッツを思わせる風味と、深い焙煎によって醸し出されるメイプル・ウッドの樹液のような香りが漂う。泡立てたミルクと合わせるのもおすすめ。
3.ナウティ・ブレンド~悪戯なブレンド~(ブラジル、エチオピア)
悪戯心いっぱいのブレンド。肥沃な土の香りと,森の焚き火のようなフレンチ・ローストのスモーキーさを兼ね備えた贅沢な甘さと深みを感じます。
4.ペルヴィアン・オーガニック(ペルー)
ひと口含むたびに、まるでペルーの高地へ旅をしている気分にさせてくれるコーヒー。ほのかな甘さと土っぽいトーンは、山の新鮮な空気の中で息をするように、五感を覚醒させます。
私たちの一杯のコーヒーが生み出していく子供達のサンダル
ブラックシープコーヒーを日本で販売するにあたり、1つだけ条件がありました。それは、収益の一部をシュー・ファンドレイジングといって、世界の靴のない子供達にサンダルを届ける取り組みに参加するということです。コーヒー20袋が販売されると1足のサンダルを世界の靴のない子供たちに届けることができます。
笑顔としあわせを運んできてくれる一杯のコーヒー。美しい自然に囲まれたカナダ・バンクーバーから焙煎士のタンさんが愛情込めて届ける「ブラックシープコーヒー」の世界を味わってみてください。
※掲載情報は 2017/03/20 時点のものとなります。
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キュレーター情報
カナダ大使館
世界で2番目に大きな国土のカナダ。カナダは三方を太平洋・大西洋・北極海に囲まれ、きれいな淡水の湖が点在し、広大で変化に富んだ景色が広がります。このカナダの大自然と、彩り豊かな季節の中で、実にいろいろなおいしい農産品・食品が育まれています。
またカナダは移民も多く多民族の国。さまざまな民族のそれぞれの伝統や調理法や味が、カナダの食文化の多様性を生み出しています。「カナダ料理ってどのような料理ですか?」と尋ねられると、私たちは「世界中のおいしいレシピをもとにカナダで育った新鮮、安全で高品質な食材で作った料理です」と答えます。
カナダ産の農産品・食品はたくさん日本に入ってきています。日本は世界で三番目に大きな輸出先です。皆さんが毎日食べているものにもカナダ産食材・食品が多く使われているのです。
カナダの大自然が育むおいしさ、そして多様な食文化についてお届けします。