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宮城県の北部の先っぽにある気仙沼。東日本大震災で大きな被害を受けた傷跡はまだまだ街には残るものの、復興の息吹と力強さも感じる港町です。何もないところから何かを作り出すエネルギーにはこちらの方が勇気づけられるところも多いのです。豊かな海洋資源から生み出されたこれぞ逸品が、今回ご紹介する「ミルキーオイスターソース」なのです。
原料となる牡蠣は三陸リアス式海岸の中央に位置する、気仙沼湾に面した唐桑地区で獲れたもの。入り組んだ海岸がつくる複雑な海流と、森が海に迫る地形により川が運ぶ森の栄養が海に流れ込み最適な環境が作り出されます。
「気仙沼完熟牡蠣のオイスターソース」の原料に使用している牡蠣は、3月~5月下旬の産卵を控え栄養をたっぷりと蓄えた牡蠣を使用。その濃厚な味わいはまさに海のミルクと呼ぶにふさわしい牡蠣です。この濃厚な牡蠣を「完熟牡蠣」と呼び、オイスターソースに仕上げています。
毎日水揚げされた新鮮な牡蠣を、専門の職人さんが剥いたあと、すぐに凍結し、まるごとエキス化します。エキス化した原液に天然の調味料を加え殺菌、風味や味を逃がさず瓶に充填し、スピード感ある製造工程を経てつくられるもの。
そういったストーリーはともかく、「気仙沼完熟牡蠣のオイスターソース」は明らかに他の商品とは違います。添加物を使わない自然な味わいは多くの料理にマッチします。例えばお肉料理。ローストポークのソースにすると、これまで感じたことのない新しい味に驚くでしょう。軽く胡椒を振るとさらに風味が引き立ち、食卓が盛り上がること間違いなし。写真は先日のホームパーティーの時の様子ですが、一瞬でお皿のお肉とソースは空っぽ。
さらにアジのたたきの下にオイスターソースを敷くと、新鮮なアジの甘みにぴったりと寄り添い海の幸同士のマリアージュが楽しめます。
そしてなんとサラダのドレッシングにも。たくさんかけると濃くなりすぎるので、ほんの少し垂らすだけでも野菜がどんどん減っていきます!
ああ、もっと早く知っておけばよかった!と思わせる「気仙沼完熟牡蠣のオイスターソース」、すでにお取り寄せ品では相当な人気商品になっています。ここは1個2個ではなく、6個位まとめ買いしてお友達にプレゼント、もしくは手土産ではとても喜ばれるでしょう。そうそう、ホームパーティーでは主役級の存在になること間違いなし!
料理が楽しくなるオイスターソース。これを知ってしまったら食卓には欠かせないものに。さあ、ぜひサイトをチェックしてみてください。
※掲載情報は 2017/03/17 時点のものとなります。
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キュレーター情報
フードビジネスデザイナー
嶋啓祐
全国の農村漁村をくまなく巡り、そこで使うホンモノの素材を探すことをライフワークにしています。ホンモノはいつも隠れています。全国の肥沃な土地で、頑固で不器用な生産者が作る「オーガニックな作品」を見つけて、料理人が少し手を加える。それが「ホンモノの料理」になります。毎月地方に足を運び、民泊に泊まり、地元の方々とのコミュニケーションを作るのが楽しみです。自然豊かな日本全体が食の宝庫です。自然、風土、生産者、素材、そして流通と料理人とその先にいる顧客。食に関わるすべての方が幸せになるような「デザイン」を仕事にしています。1963年に北海道は砂川(日本一になった美味しいお米ゆめぴりかの産地)で生まれ、18歳上京。大好物はイクラ、クレソン、納豆、ハーブ、苦手なのは天津丼などあんかけ系、豚足、焼酎。趣味は全国の神社巡りとご朱印集め。2018年より自宅料理コミュニティ「ビストロ嶋旅館」を主宰。