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缶を開けても最初に粉の中に飴が入っているのが見えない演出に驚き
私が某NPOで支援している学校が宮城県の東松島市にあります。地震の後、ずっとプレハブの校舎だった野蒜(のびる)小学校と宮戸小学校が統合し、東松島市立宮野森小学校となり2016年4月に開校、そして今年の1月に新校舎が竣工しました。その際に、現地に行き、活動を通して現地で出会った芸術家の方から、「これをどうしても差し上げたい。」ということで、いただいたのがこの「霜ばしら」でした。
最初、どうやって食べるのかが分からなかったのですが、缶の上蓋と中蓋を外し、上蓋に「霜ばしら」が見えるまでらくがん粉を移し、「霜ばしら」の幅広い側を指先でつまんで、静かに引き出していただくといった、とても珍しい飴でした。
すごく甘いのですが、口に入れると「すっ」と溶けてしまうので、「綿菓子の飴バージョン」といったイメージです。また、見た目もとても美しく、「どんな味だろう?」と想像して楽しめました。まさに、冬の霜を踏んだときに「ぱりぱり」と割れるような感触が口の中で味わえます。
ちょっと疲れたと感じたときに口に入れても、変に口に残らず爽やかで、缶の中に入っている「らくがん粉」は、飴の破損を防止するためだそうですが、紅茶の中に入れてもいいですね。
久々に、いただいてびっくりするお土産でした。
本格的な春を向かえる前に販売が終了する季節限定品(販売期間10月~4月)なので、気になる方は、ぜひお早めにお買い求めください。
※掲載情報は 2017/03/08 時点のものとなります。
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キュレーター情報
元プロマラソンランナー
有森裕子
1966年岡山県生まれ。就実高校、日本体育大学を卒業して、(株)リクルート入社。バルセロナオリンピック、アトランタオリンピックの女子マラソンでは銀メダル、銅メダルを獲得。
2007年2月18日、日本初の大規模市民マラソン『東京マラソン2007』でプロマラソンランナーを引退。
1998年NPO法人「ハート・オブ・ゴールド」設立、代表理事就任。2002年4月アスリートのマネジメント会社「ライツ」(現 株式会社RIGHTS. )設立、取締役就任。スペシャルオリンピックス日本理事長、日本プロサッカーリーグ理事。他、国際陸連(IAAF)女性委員会委員、日本陸上競技連盟理事、国連人口基金親善大使、笹川スポーツ財団評議員、社会貢献支援財団評議員等を歴任。
2010年6月、国際オリンピック委員会(IOC)女性スポーツ賞を日本人として初めて受賞。同12月、カンボジア王国ノロドム国王陛下より、ロイヤル・モニサラポン勲章大十字を受章。2010年にはIOC女性スポーツ賞を日本人として初めて受賞。
2013年9月、厚生労働省いきいき健康大使に就任。