オリーブの産地小豆島で作られるオリーブパスタ

オリーブの産地小豆島で作られるオリーブパスタ

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凹凸麺がソースと絡む!

オリーブの産地小豆島で作られるオリーブパスタ

小豆島といえばオリーブの栽培、生産が盛んな地域です。ヨーロッパが主流となっているオリーブ栽培。気候や風土がスペインによく似ていると明治41年に試作の為植えられ、栽培に成功し現在では日本を代表するオリーブ産地となりました。ここではオリーブオイルもオリーブの新漬もともに全国シェアの95%以上を占めています。

 

今回はこの小豆島にある共栄食糧さんで販売している『オリーブパスタ』という商品を紹介します。この商品の特徴はもちろんオリーブオイルを使っているという事。オリーブオイルを粉に練り込んでいるのです。

 

また、もともと共栄食糧さんは小豆島で400年続く伝統の手延製法の麺や麺つゆなどの製造会社。その腕を活かし手延製法でこのパスタも作っており、良く見ると凹凸麺になっています。

 

この凹凸があることでゆで時間も短縮(なんと3分!)。そしてなによりパスタのソースとの絡みが良く、パスタとソースが一体化し、美味しく食べられる工夫がなされています。

 

小豆島の手延べ素麺は現在でも機械に頼らず、手延法で棒状から極細の糸のように細く引き延ばしてゆき、自然の天日で丁寧に乾燥して作られています。そのためか、触感はもちもちとしており、生パスタのようなおいしさ。そしてすっきりとした味わいです。

オリーブの産地小豆島で作られるオリーブパスタ

今回はカルボナーラをこのオリーブパスタで作ってみました。私のレシピには生クリームを入れません。卵と粉チーズ、ベーコン、黒コショウだけの味。具材をすべてボールで混ぜ合わせ、ゆでたてのパスタを一気に絡めます。余熱でチーズや卵に軽く火が入り、こっくりとした味わいに。ここに凹凸麺が良く絡んでくれます。パスタ1本1本にしっかりと絡まり最後まで味わうことが出来ました。

 

小豆島で、丁寧に手延製法で作られたオリーブパスタ。栄養価の高いオリーブオイルを入れ込み美味しさをアップしてくれていますね。是非お試しください。

※掲載情報は 2017/03/07 時点のものとなります。

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キュレーター情報

尾田衣子

料理研究家/オリーブオイルソムリエ

尾田衣子

ル・コルドンブルー東京校卒業。料理ディプロムを取得。 その後、イタリア・フィレツェに渡り、家庭料理を学ぶ。 現在、フランス・イタリア家庭料理ベースの簡単にできるおもてなし料理、オリーブオイル中心の食事ヘルスケア料理、食育を取り入れた親子教室を中心に杉並区(西荻窪)にて料理教室「Assiette de Kinu(アシェット ド キヌ)」を主宰。
また、外部講師を始めTV出演、雑誌・企業へのレシピ提供なども行う。著書に『あまったパンで魔法のレシピ』世界文化社。『うち飲み女子の友』ぶんか社。『家族がよろこぶ「スマイル弁当」』土屋出版 等
薬味食堂(朝日新聞出版)ねぎ、大葉、生姜……そして今、人気のパクチーなど、おなじみの薬味を使った組み合わせが絶妙な料理を豊富に紹介。「ただのせる」だけではない薬味ざんまいの絶品レシピが満載。
http://books.rakuten.co.jp/rb/14282970/

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