知ってたら自慢できる!甘口辛口では表現できない赤ワインの「ボディ」とは?

知ってたら自慢できる!甘口辛口では表現できない赤ワインの「ボディ」とは?

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ワインはさほど詳しくなくても、自分で買う機会は何かと多いですよね。ギフトに選んだり、手土産にしたり、家飲み用に購入したりとシーンは様々です。そんな時にワインの説明書きに、フルボディ、ミディアムボディ、ライトボディといった分類らしき表現が度々目に入ります。白ワインは辛口、甘口で表現されるのに、なぜ赤ワインだと、ボディになるのでしょうか?

ボディって何?

そもそも飲み物であるワインを「~ボディ」と表現するとはどういうことでしょうか。

 

実はボディというのは、ワイン用語のひとつで、味わいを表現する言葉なのです。白ワインには使わず、赤ワインに対して使われることが殆どです。きっちりと決まった定義はないのですが、ワインを飲んだときの印象や、ぶどうの種類、熟成期間などを目安に分類されます。ボディはもともと女性の体からきているものなので、このワインはふくよかで女性的だとか、男性的な性格だとかしばしば人間に例えられるのです。

それぞれ違うフルボディ、ライトボディ、ミディアムボディとは?

フルボディは、色も濃く、ワインのタンニン(渋み)や、熟した果実、樽の香りが複雑にかつ、はっきりと感じることができる、いわゆる重めの味のしっかりしたワインです。

 

ライトボディは、その真逆で、フレッシュでフルーティ、そしてタンニンも少ない、軽やかさやキレのよさが特徴的。熟成期間も短いのでワインの色も薄いです。例えば毎年11月に解禁されるボジョレーヌーボーも、新酒なので、やはりライトボディですね。

 

ミディアムボディは、フルボディとライトボディの中間で、ほどよいコクや渋みも感じることはできる、バランスのよい飲みやすいワインです。

 

こんな風にちょっと知っているだけでも赤ワインを買うときの目安になります。色々な種類を飲んでみて、自分なりのボディの基準を見つけられるようになればワインもさらに楽しめそう。そこで今回はライトボディからフルボディまでおすすめのワインを集めてみました。ぜひ参考にしてくださいね。

1:イタリア・ファルネーゼ 家のフルボディ赤ワイン

知ってたら自慢できる!甘口辛口では表現できない赤ワインの「ボディ」とは?
知ってたら自慢できる!甘口辛口では表現できない赤ワインの「ボディ」とは?

イタリア中部アルブッツオ州で生産されるワインでも、最高品質のワインを低価格で提供するファルネーゼ家の赤ワイン「ファルネーゼ カサーレ・ヴェッキオ モンテプルチアーノ・ダブルッツォ」です。フルボディらしい、フルーツの凝縮された味わいと、力強く、厚みがある飲み心地、しっかりとしたタンニンが楽しめます。そして値段が高いイメージのあるフルボディワインが手軽な値段で購入できる、コストパフォーマンス抜群なおすすめワイン。日本でも人気がすっかり定着しているので、オンラインなどで手に入りやすいのもうれしいですね。

2:チリのコノスルでボディの違いを飲み比べ!

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チリのコノスルは、1993年に設立されいまではチリを代表するワインブランドです。そのコノスルのオーガニックの赤ワインは、有機栽培葡萄を100%使用し、使うブドウや熟成期間等によって、フルボディやミディアムボディがあります。価格もリーズナブルなため、まとめて購入し飲み比べすると楽しいかもしれませんね。説明文にあるような味の違いや色味などを実際に体験してみることで自分の好みもわかってくるはず。ラベルの自転車もキュートな、リラックス感あふれる自然派ワインです。日本でも大人気な一品ですよ。

3:女性醸造家が作るプレミアムフルボディ、PORTFOLIO

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ナパバレーにある元オーパス・ワンの女性醸造家ジェヌヴィエーヴ・ジャンセンズさんが作ったカリフォルニアの高級赤ワイン、ポートフォリオ。緻密さを感じる果実味とタンニンの渋みがしっかりと感じることができるエレガントな味わいは、女性的なフルボディのしっかりとした味わいです。小規模なワイナリーで年間3000本しか生産しないこともあり、価格は高めですが、特別な日にふさわしい気品あふれる赤ワイン。いつかは、こんな素敵なワインの味の余韻と変化が楽しめるようになりたいものですね。

4:マンズワインのソラリス 信州千曲川産メルロー

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日本のマンズワインがつくる長野県産のソラリス 信州千曲川産メルローは、ほどよくコクがあり重すぎず、渋みや酸味をバランスよく楽しめるミディアムボディの赤ワインです。こちらのワインは、国産ワインコンクールで3年連続の金賞を受賞しているほか、ワインの本場フランスやイギリスでも賞を受賞しているという味はお墨付きです。キメの細かい、なめらかな味わいのやや辛口な味わいが心地よいミディアムボディのワインです。

5:ライトな味、大沢ワインズのフライングシープ

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知ってたら自慢できる!甘口辛口では表現できない赤ワインの「ボディ」とは?

ワインの渋みが苦手という方はライトボディから試してはいかがでしょうか。アルコールも比較的低めなので、お酒は好きだけど強くないという方にもおすすめです。例えば、ニュージーランドで高品質・安心安全なワインを作り、高く評価されている日本人醸造家の大沢さんがつくるライトボディの赤ワイン、フライングシープのピノ・ノワール。エチケット(ワインのラベル)では羊が飛んでいます。それぐらい軽やかでフルーティな、柔らかいタンニン、豊かなミネラルを感じるキレのよいクリーンな味わいです。

※掲載情報は 2017/03/02 時点のものとなります。

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