我が家の定番!江戸時代から伝統を守り続ける熊本の「浜田醤油」

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熊本発、浜田醤油の「贅沢もろみ」、「醤油ごま」は、うちの定番ストック食品です。

我が家の定番!江戸時代から伝統を守り続ける熊本の「浜田醤油」

今回ご紹介するのは、熊本県、浜田醤油の「贅沢もろみ」と「醤油ごま」。

 

浜田醤油さんは、1818年創業、つまり江戸時代から続く蔵です。門構えがすでに古くてかっこいい。聞けば、国の登録有形文化財指定の建造物だそうです。

我が家の定番!江戸時代から伝統を守り続ける熊本の「浜田醤油」

中に入ると、昔ながらの大きな木樽でお醤油を作っています。現在は7代目の弟さんがお醤油マイスターとして、日々発酵醸造の現場で醤油の熟成を見守っています。

 

お醤油は、全国各地でそれぞれ特徴があり、地方性があります。九州のお醤油は総じて甘くてコクのあるお味です。

 

私は、基本は江戸前の甘くない醤油を使いますが、熊本に行った時、馬刺しにはこのこっくりした醤油が合うな、と思いました。また、里芋の煮っころがしみたいに素朴な煮物には、熊本の甘めのお醤油は合うと思います。

我が家の定番!江戸時代から伝統を守り続ける熊本の「浜田醤油」

浜田醤油さんでは様々な発酵食品を作っていますが、私のお気に入りは、「贅沢もろみ」と「醤油ごま」。

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贅沢もろみは、国内産のはだか麦、大豆、なす、きゅうり、すいか、うり、生姜を使っています。野菜がかなりごろっと入っているので、食感が楽しいのです。コクのある甘さも、このもろみには必要だと思っています。

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もちろん、そのままでも美味しいのですが、私はサワークリームやブルサンのクリームチーズ、ときには、oikosなどのこくのあるギリシアヨーグルトに混ぜて、ディップとしていただきます。発酵食品同士って合うんです。

 

それだけでいただくと、ちょっと味が濃くて、日本酒にちょっとなめながらとか、せいぜいもろきゅうでしょうが、ディップだといろいろな野菜が合います。今回はたまたまきゅうりと山うどでしたが、にんじん、セロリ、山菜など季節のフレッシュな野菜をつけながらいただくと止まらない美味しさです。

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もう一つのお気に入りは「醤油ごま」。

 

これは、白ごまに醤油やみりんなどで味つけしたものです。もともとごまが大好きなのに加えてこのごまは、醤油味でカリカリしていてすごく美味しい。王道は、ごはん。炊きたてごはん、おむすびに入れるとしみじみ日本人でよかったと思います。香りの高い春菊やわさび菜などのサラダやおひたしにたっぷりかけてもいいです。

 

うちの冷蔵庫にこの2つが常備されていると安心。そんな定番メンバーです。

 

このほかに、香りのよい生醤油、だいだいポン酢はまろやかな酸味で冬の鍋物によく使います。

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ギフト対応もあり。箱代わりにセンスのよいかごに入れて、オリジナルのトートバッグに入れて差し上げたら、気の利いたプレゼントになりそう。

我が家の定番!江戸時代から伝統を守り続ける熊本の「浜田醤油」

贅沢もろみ ¥432/1個
醤油ごま(5個セット ¥2,592

住所:熊本県西区小島6-9-1
電話:096-329-7111

※掲載情報は 2017/03/07 時点のものとなります。

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キュレーター情報

博多玲子

フードカルチャープロデューサー

博多玲子

東京生まれの東京育ち。上智大学外国語学部ポルトガル語学科卒業。
 なんとなくポルトガル語学科に入ったのと同様、大手出版社に入社。仕事をしてみたら、編集の仕事の面白さに目覚め、『LEE』『Marisol』などの創刊に携わる。以来、長年女性誌、ビジネス書などの単行本の企画・編集を手がけた後、独立。担当範囲は、食、住、旅など。
 現在は、書籍や雑誌の企画編集ライティングを手がけるかたわら、玉川高島屋・玉川テラスにてエディターの目線で面白いテーマを取り上げる「博多玲子サロン」で、セミナーをほぼ毎月開催。
 個人的には、人気シェフのお料理教室や、「ぐうたら料理サロン」にて自身の料理教室や食事会を不定期開催。また、企業のアドバイザーなども手がける。
 今まで地方にたびたび取材や旅行に行き、素晴らしいものが埋もれていることを実感。これからは本当に役立つ地方活性に力を入れていきたい所存。

手がけた書籍:
『タニアのドイツ式整理術完全版』(集英社)
『ザ・サンドイッチ・レシピ』『HOME PARTY 料理と器と季節の演出』(世界文化社)
『りんごLovers』『まいにち、パン。』(主婦と生活社)など

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