記事詳細
2月7日は福井県の「ふるさとの日」です。ふるさとの日とは、福井県民自身が福井県についての理解と関心を深め、豊かな郷土を築くことを目的とし制定されたそうです。
そこで、この日にちなんで、福井県にゆかりのある方だけでなく「まだ行ったことがない」、「よく知らない」という方にも、どこか懐かしさを感じていただけるような名品を集めました。
福井県内に点在する5つの素敵な品々5つを地名とともにご紹介いたします。赴いたつもりで通販するもよし、実際にお店を訪ねるもよし。皆様それぞれの楽しみ方で、福井県の魅力を発見する機会としていただければ幸いです。
1:福井県越前市なら越前そば!この地独特の味わい方とは?
福井県の東側にある越前市は「越前そば」で有名です。越前そばの中心地といえば武生(たけふ)で、この地域では独特の食べ方を楽しんでいます。そば殻も一緒に挽いた黒っぽいそばは、冬でも冷たい水にさらし冷たいままいただきます。さらに、この地域で特徴的なのは「大根おろし」添えること。昆布や鰹節ベースのつゆでいただくと、そばとつゆの風味のハーモニーが大根のピリッとした強めの辛味で引き締まります。大根の美味しい季節にぴったりの一品です。
2:福井県小浜市で作った雲丹醤はいかが?
福井県の北側には若狭湾のある小浜市があります。日本海の恵みを存分に使える「美食の郷」であるこの地域では、古くから魚の身やアラを発酵させた調味料である魚醤(塩魚汁:しょっつる)が生産されています。若狭小浜の雲丹醤(うにひしお)は、この手法を応用して作られている、福井県小浜市の特産品です。生食できる鮮度の良い雲丹を贅沢に使って作る雲丹醤は、この土地ならではの品です。魚醤のようにお刺身やドレッシングにも良いですが、パスタや焼き物に使うと、雲丹の濃厚なコクとうま味が引き立ちます。
3:福井県福井市の冬の名物!つるりとした水ようかん
福井県の冬の味覚といえば「越前ガニ」が有名ですが、地元の冬の味覚は「水ようかん」なのだそうです。福井県福井市内には毎年11月から翌年3月にかけて、土産物店に水ようかんが並びます。平たい箱に入った水ようかんは、寒天に小豆あんや黒砂糖を加えたオーソドックスな製法です。ぷるんとした食感やすっきりとした甘さや豆の風味がじつに美味しいです。しかし、日持ちがしにくいので、お土産などでは、すぐにご挨拶する予定の方やご家族のために選ぶと良いかもしれません。
4:福井県福井市の「蟹至福」で最高の甲羅酒を味わう!
福井県の冬の味覚の一つである「越前がに」は、皇室へ献上されるほどの絶品です。そして、この「越前がに」の美味しさの完成度をさらに引き上げるのが、田島酒造の『蟹至福』です。田島酒造は1840年に創業した福井県の山廃仕込みの酒造メーカーです。山廃仕込みのお酒は、アルコール発酵を行う酵母を増やすための雑菌除去過程で人工物を添加せず、自然界の乳酸菌を利用します。山廃仕込みのお酒は、味わいや口当たりが濃厚でしっかりとしたものになります。
田島酒造の公式オンラインショップから通販が可能です。
5:福井県越前市の「現代の名工」によるシェフ仕様の包丁
料理好きの方へのお土産や、料理に造詣の深い方のご自身へのお土産にぴったりなのが、高村刃物製作所の包丁です。国内外の有名シェフにも愛用者が多く「宝刀」とさえ呼ばれる理由は、包丁の質の高さにあります。刃が素材に密着するようなスムーズな切れ味を持ち、それが少ないメンテナンスでも持続するほか、適度にしなるのに刃こぼれしにくいなど、家庭でもプロの方でも長く愛用できる特長を持っています。その証に、代表の高村利幸氏は、多くの方の推薦を受けて「卓越した技能者(現代の名工)」として2015年に表彰され、続いて2016年に黄綬褒章を受章されました。
※掲載情報は 2017/02/06 時点のものとなります。
- 7
キュレーター情報
ippin編集部のお取り寄せ
"あの人の「美味しい」に出会う"ippinの編集部おすすめのおとりよせ情報を配信中。
全国の厳選されたグルメ・食品、レストランメニューをお取り寄せできるショッピングサイト「ぐるすぐり」のおすすめから、心惹かれるグルメをピックアップしご紹介しています。