料理男子を魅了するための武器は?

料理男子を魅了するための武器は?

記事詳細


紹介している商品


毎日使いたくなる、多くのプロも使用する包丁

今回ご紹介するのは、高村刃物製作所のぺティナイフ(※)。このペティナイフは、誕生日に雑誌編集の方から頂いたものですけど、切れ味が本当に抜群ですごく気に入っていて毎日使っています。イタリアンだと「LA BETTOLA da OCHIAI」の落合シェフ、「リストランテ ヒロソフィー銀座」の山田シェフが使っていて、フレンチだと「NARISAWA」の成澤シェフもこの高村の包丁を使っているんですよね。落合シェフが「食材が切られたことが分からないうちに切れる」という面白い表現をされていたんですけど、それくらい切れ味がいいんです。もちろん、僕が知らない包丁もたくさんあって、この包丁よりも切れ味がいいものはたくさんあるでしょうけれども、僕の場合は、やはり尊敬している方々や仲間の紹介が優先されてしまうんですよ。

料理男子を魅了するための武器は?

この包丁は半年間毎日使っていて、ちょっと刃こぼれがありますが、一回も研いだことがないんですよ。高村の包丁を使っている方々は皆さん自分で研がずにメーカーに研ぎにだすらしいんですよ。もちろん研ぎ方の説明書も付いているんですけど、下手に研いで切れ味が鈍っても嫌なので、僕も研ぎにだす予定です。

商売柄、こういった自分の武器としているものはあまり紹介したくない人も多いと思います。ただ最近facebook経由などで、色んなシェフと距離がお近づきになったんですよね。今まで雲の上の存在のような方だった方からメッセージを頂くようになったり、会場でお会いしたりすると、声をかけていただけるようになり、いろんな方の教えを吸収する機会が増えました。一番、自分自身で変わったのは「寛大」になったということなんですよね。いいものは自分の中だけに留めるというのではなく、いいものは皆で一緒に使おうよとか、どんどん広げていこうよ。という意識になったんですよ。

バレンタインも近いですけど、チョコレートとかではなく、この包丁をもらったら僕はメロメロになりますね(笑)。渡す相手が料理好きであれば、間違いないプレゼントにはなりますよ!

※洋包丁の中でもサイズの小さなもの。野菜の皮むきや薄切りなど下ごしらえや細かい作業に用いることが多い。

料理男子を魅了するための武器は?

※掲載情報は 2015/02/08 時点のものとなります。

  • 5
ブックマーク
-
ブックマーク
-
この記事が気に入ったらチェック!
料理男子を魅了するための武器は?
ippin情報をお届けします!
Twitterをフォローする
Instagramをフォローする
Instagram
Instagram

キュレーター情報

中原弘光

シェフ

中原弘光

『 La fontana azzurra』のオーナーシェフ シェフ 中原弘光。
1975年宮崎県生まれ。『フォーシーズンズホテル椿山荘 東京』、イタリア料理『BiCE東京』、フランス料理『ぎんきょう』、『リストランテ キオラ』料理長、2009年から「リストランテ シルベラード」統括総料理長を経て、2015年、オステリア『NAKAHARA』オープン。2016年より宮崎県の食材をふんだんに用いた『 La fontana azzurra』をオープン。
本場イタリアの技法を使って旬の食材の持ち味を最大限に引き出した、才気あふれる料理は、多くのファンを魅了しています。
2011年、宮崎県より、料理界からは初めてとなる「みやざき大使」に任命。県内外のイベントにて郷土の食材を用いながらその魅力を伝えている。

次へ

前へ