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大阪と言えば、たこ焼きにお好み焼きなど、熱々の粉モノを頬張りながら、通天閣にのぼったり、吉本新喜劇を観覧したりと、大阪ならではのコテコテの観光をしてみたいですね。
でも、大阪府民が他府県民に本当に知ってほしいお土産は何も粉モノばかりじゃないんです!「大阪にも今っぽいお洒落なお土産がいっぱいあるねん!」今回はそんな大阪府民の魂の叫びに耳を傾けてみましょう(笑)。
1:大阪随一の高級住宅街で住民に愛される高級チーズケーキ
東京都の田園調布や兵庫県の芦屋など、全国には名だたる高級住宅街がありますが、実は大阪にも高級住宅街があるのです。阪急線北千里駅周辺はそんな大阪を代表する高級住宅街のひとつ。小高い丘に佇む『pasticceria Delicius』(パスティチュリア・デリチュース)は地元で愛されるケーキショップです。スペシャリテは、屋号を冠した「デリチュース」というチーズケーキ。ホテルで修行を重ねたオーナーシェフの長岡末治さんが作るチーズケーキには、フランスから直輸入した「ブリー・ド・モー」というチーズを使用。濃厚なミルクを感じさせる非常に貴重なもの。さらにケーキの基本材料となる卵には、三重山中で放し飼いされ、天然のエサだけで育った鶏の卵を使用するなど、原価にこだわらず納得のいく素材だけを使用しています。
2:ゴボウにマスカルポーネ?オリジナリティ全開の手作り最中
出来立てのサクサクした最中を家でも食べられると評判なのが、「一吉」の最中。注目は、オリジナリティの高い餡は、塩味が効いた北海道産小豆の粒餡、有機国産の大豆と米を使用した白味噌、と北海道産手芒豆でつくる味噌餡など。これらの餡をベースに季節ごとに発売される創作最中は一吉ならでは。味噌餡に国産ゴボウのシロップを合わせた「牛蒡最中」、洋菓子テイストの「ラムレーズン最中」、ほんのり醤油が香る栗の渋皮煮とマスカルポーネを組み合わせた「モンブラン最中」、小豆のこし餡に柚子が香る「柚子最中」は甘さ控えめな上品な一品だ。程よい塩分と甘味でお茶はもちろんのこと、コーヒーやワインにも合わせられます。
3:カカオやクルミなど変わり種もある、熱々トロトロのわらび餅
繊維と洋服の街、大阪船場に4年前、オープンしたのが創作和菓子のお店「isshin」です。看板商品となっている“わらび餅”の「炊蓮」は、全国のわらび餅ファンの間でも注目の的になっているのだとか。本わらび粉に蓮粉をブレンドし、丁寧に練り長時間炊き上げて作られた餅は、こしがありながらも口どけが良い食感。おもしろいのは、7種類もそろったフレーバー。深煎りきなこをはじめとし、抹茶、くるみ、ほうじ茶から、なんとカカオやニッキきなこ、麦こがしはったいまで。変わり種と言っても、お餅部分は本格的なわらび粉ですので、上品かつ斬新なお味に仕上がっています。温かい作りたてはトロトロで柔らかく、一日冷やすともっちりとした違った食感をたのしめます。
4:お家に帰っても大阪気分を味わいたいならこれ買ってって~
ソースにうるさい大阪人に愛されるのが「ヘルメスソース」。高級ブランドのような名前ですが、商品名の由来は、ギリシャ神話に登場する商業の神様の名前なのだとか。りんご・セロリ・玉葱など厳選された野菜と果物のフレッシュな香りと甘みが直に感じられるソース。口に含むと、十数種類の奥深いスパイスの香りがふんわりと鼻を抜けていく感じだそうです。お好み焼きやたこ焼き、串揚げなどの大阪名物はもちろん、カレーの隠し味に使うのもおすすめ。しつこすぎないので、とんかつなども最後まであっさり食べられます。
5:世界最高峰のバターがたっぷり包まれたバターロールは大阪人の誇り
関西初のエシレバター専門店「エシレ・マルシェ オ ブール」。エシレバターとは、フランス、ポワトゥー・シャラント地方で誕生し、工房から30キロ以内の酪農家の搾ったばかりの牛乳を24時間以内に加工した“エシレ酪農協同組合”が製造する発酵バターのこと。各国のロイヤルファミリーにも愛されている、フランス産超高級バターと言えばわかりやすいですね。1日4回(12時、14時、16時、18時)の数量・時間限定で発売される「オムレット・ブール」はエシレ専門店ならではの限定商品。ミルキーでコクのある味わいと滑らかな口溶けは、一度食べると、バタークリームの概念を変えてしまうほど。行列必至ですが、必ず喜ばれるお土産の一つです。
6:テレビでよく見るあのケーキ屋さん!どれもおすすめだけど一押しはヌガー
肥後橋に2014年にオープンした「Seiichiro,NISHIZONO」。メディアにも多数登場している有名な西園シェフのスペシャリテは、ローヌ・アルプ地方の南西部モンテリマールの銘菓「ヌガー・モンテリマール」。卵白に煮詰めたシロップとハチミツ、そして南仏名産のナッツやドライフルーツをたっぷりと加えたコンフィズリーです。28%以上のアーモンドと2%以上のピスタチオ、25%以上のハチミツを使うことが決められている繊細なお菓子なのです。しっとりしつつもほろっとしたパウダリーな口どけを実現させているのは、さすがの実力。華やかなケーキが多い中、素朴な存在ではありますが、一度食べるとやみつきになると評判です。
7:きれいやろ?2週間以上かけて作られる伝統的な金平糖
最後に紹介するのは飛行機で大阪へ行く人におすすめの一品。関西国際空港で人気の金平糖です。本店は京都・山城のお茶屋「宇治園」。昔ながらの手間暇かかる製法で作る金平糖は出来上がりまで、2週間以上も要するのだとか。人気の「細細【SAISAI】は、季節の移ろいを表した4色の極小の金平糖。その他、金平糖の中心核に赤穂の塩を使用し、塩蜜と糖蜜を混ぜ合わせた「塩【SHIO】」も後味がさっぱりとしていて男性に人気。インテリアにもなるお洒落なパッケージも人気の秘訣だとか。
※掲載情報は 2017/01/20 時点のものとなります。
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