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新潟の職人仕込み「三階節みそ」
食べ過ぎたり、飲みすぎたりした翌朝は、ちょっとイイ味噌で具だくさん味噌汁はいかがですか?老舗の味噌蔵「みそ西」は、日本海側に面した柏崎市で今から180年以上前から味噌を作っています。
私も蔵見学に行ったことがあるのですが、「郷土の“たから”を未来に伝える」という理念のもと、真面目でまがい物を嫌う越後の蔵人たちが寒い日も暑い日も味噌造りに向き合っています。
この三階節みそは、柏崎の人なら誰もが知っている、柏崎を唄った民謡「三階節」にちなんで名づけられたもので、みそ西の郷土への想いが込められています。原料の大豆と米は、地元産の良質なものを使って、昔ながらの木樽で発酵させています。
キノコや根野菜たっぷりのお味噌汁は、お出汁をとらなくても味噌の味が生きていて、本当に美味しくて、体にやさしいです。私もほぼ毎朝いただいていますが、発酵食品でもある味噌汁が冷えた体にしみわたりホッコリするんですよ。
新潟で作られる「米」と「米こうじ」を使ったいわゆる米みそで、新潟で作られたものを「越後みそ」と呼ぶ、新潟の人にはおなじみの味です。
※掲載情報は 2017/01/19 時点のものとなります。
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キュレーター情報
にいがた観光カリスマ・バスガイド
なぐも友美
新潟の越後湯沢温泉で、日帰り観光バス「こころ号」のバスガイドをしています。コミュニケーション講座や観光ガイド育成などの講演で全国を飛び回り、その土地の美味しいお店やお土産を探すのが楽しみ。
個人的には、辛い物とお酒やおつまみが大好き!料理も得意です。
うまさぎっしり新潟で、本当に美味しいものをご紹介します。