老舗大口屋の尾張地方を代表する銘菓生麩まんじゅう「餡麩三喜羅(あんぷさんきら)」

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2017/01/05 公開

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老舗大口屋の尾張地方を代表する銘菓生麩まんじゅう「餡麩三喜羅(あんぷさんきら)」

名古屋の食通マダムの手土産「あんぷさんきら」

老舗大口屋の尾張地方を代表する銘菓生麩まんじゅう「餡麩三喜羅(あんぷさんきら)」

ありがたいことに、リビングフォトを学びたいと全国から飛行機や新幹線にまで乗って通ってくださる生徒さんたちが大勢います。仕事で撮影技術の習得が必要という差し迫った人よりも、むしろ料理をしたり食べるのが好き、花を活けたり育てるのが好きという美意識の高い女性たちです。私ばかりが太るから必要ないのよと言っているのに、「そうは言っても、お好きですよね」と抗えない魅惑的な手土産の数々。名古屋から通う複数のマダムからこの大口屋の麩まんじゅうをいただきました。賞味期限が2日で、すぐに食べた方が美味しいのがわかっているので、撮影よりも食べる方を優先していましたが、3度目にして撮影成功。またいただきたいので「あんぷさんきら」というちゃんとした名前を覚えることにしました。

山帰来の葉に包まれた品の良い生麩とこし餡の妙

老舗大口屋の尾張地方を代表する銘菓生麩まんじゅう「餡麩三喜羅(あんぷさんきら)」

この品の良い地味な色合いから想像がつく通り、大口屋は1818年文政元年創業の老舗です。大口屋は名古屋の北20kmに位置する江南市が本店ですが、「松坂屋」や「三越」などのデパートにも支店がいくつかあります。それでも夕方には売り切れてしまうという人気。笹や柏など葉を使った饅頭は色々ありますが、餡麩三喜羅は独特の丸い形をした山帰来の葉の塩漬けに包まれています。つる性植物の山帰来(サンキライ)は別名を猿捕茨(サルトリイバラ)ともよばれ、葉が緑の時にも生け花に使われますし、古くから毒消しに使われていた赤い実もクリスマスの時期に花市場で人気です。山帰来に包まれた麩まんじゅうは、もちもちとした歯ごたえながら、口のなかですっと溶けていくなめらかな口当たりの麩と、さっぱりとした甘さのこし餡が醸し出す上品な味わい。尾張地方を代表するする銘菓です。

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キュレーター情報

今道しげみ

写真家/LIVING PHOTO 主宰

今道しげみ

神戸女学院大学を卒業後、全日空の客室乗務員として勤務。
結婚と同時にロンドンに6年間滞在し、英国及びパリスタイルのフラワーデザインを学ぶ。
1990年より、フラワースクール『Salon de Sylvie』をロンドン・香港・東京で主宰し、フラワーデザイナーとして活動。

2005年、デジタル一眼レフの写真教室 『LIVING PHOTO』をスタート。 50mm・F1.4のレンズを使い、ふんわりぼかす『リビングフォト』というスタイルを10年近くかけて独学で考案し、商標登録を取得。

東京・久我山のサロンで、リビングフォトレッスンを定期的に開催。
日々の暮らしのシーンを美しく、自分らしく写真で表現したいと思う女性たちに、わかりやすく楽しいレッスンとして、絶大な支持を得、教室は常に満席。 予約がとりにくいサロンレッスンとして知られる。受講者は1500人を超える人気講師。
夫と2男の4人家族。
■ ニコンカレッジ講師
■ APA公益社団法人日本広告写真家協会 正会員
■ 2012年 アマナイメージズに作家登録

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