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紹介している商品
進化続ける城山観光ホテルの大人気ジャムシリーズ
ホテルのテイクアウトグルメをテーマした当連載では、約2年間で58の商品を紹介した。スイーツからお弁当など、さすがホテルクオリティ!と唸る一品揃いだ。中にはその後大ヒット、今でもブームを継続している商品もある。
そのような商品で最も印象深いのが、城山観光ホテル(鹿児島県鹿児島市)の「知覧茶ジャム」だ。7万本以上売り上げるヒット商品となっている。
「丸ごと茶葉を使用した、かごんまの知覧茶ジャムはホテルオリジナルメイド!」
https://ippin.gnavi.co.jp/article-1090/
続いて掲載されたジャムシリーズの「安納芋ジャム」も人気沸騰、多くのファンを獲得している。
「知覧茶ジャムに続くヒットの予感! ご当地ジャムシリーズ 鹿児島【安納芋ジャム】」
https://ippin.gnavi.co.jp/article-3190/
人々のハートを掴むホテルグルメの土壌には、グルメに対するホテルの真摯な姿勢がある。特に、ホテルは朝食にあらわると言われるほど、ホテルにとって朝食のクオリティは重要であるが、「城山観光ホテルといえば朝食ブッフェ」という全国区の人気だ。同連載で紹介したパンなども楽しめる。
最近では、オンライン旅行会社主催の朝ごはんの日本一を決定するイベントで、準優勝したという実力。審査メニューのひとつである「真鯛潮(うしお)茶漬」など見るに、料理の技術はもちろん、ビジュアルや食べやすさ、エンターテインメント性といった利用者目線が貫かれているのに感心する。
かようなホテルグルメクオリティで日々進化する城山観光ホテルであるが、今回は既に紹介した2つのジャムに加え、もう一つのジャム「知覧紅茶ジャム」を紹介したい。知覧茶ジャム、安納芋ジャムと同様、パティスリー城山料理長 栄村洋樹氏渾身の一品だ。
知覧紅茶とは、鹿児島県知覧町でエコファーマーの資格を持つ「塗木製茶工場」で作られたJAS認定の有機栽培知覧茶紅茶。知覧紅茶ジャムは、知覧紅茶の中でも、旨味成分を多く含んだ一番茶のみで作られている。一番茶は旨味たっぷりの貴重な紅茶だ。
更に、鹿児島県内産の牛乳と組み合わせており、後味はスッキリ、豊かな風味の上にまろやかな甘さで仕上がっている。まるでロイヤルミルクティーのような優雅な風味のジャム。
知覧茶ジャム、安納芋ジャム、知覧紅茶ジャムの3種類をギフトBOXに詰め合わせた商品もあるので、食べ比べも楽しいだろう。(1日限定数で販売 無くなり次第終了)
※掲載情報は 2016/12/24 時点のものとなります。
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キュレーター情報
ホテル評論家 旅行作家
瀧澤信秋
ホテル評論家、旅行作家。All About公式ホテルガイド。ホテル情報専門サイトHotelers編集長。日本旅行作家協会会員。日本を代表するホテル評論家として、利用者目線やコストパフォーマンスを重視する取材を徹底。その忌憚なきホテル評論には定評がある。フィールドは、ホテルステイからホテルグルメ、ホテルにまつわる社会問題までと幅広い。テレビやラジオ、雑誌などへの露出も数えきれず、業界専門誌への連載も手がけるなどメディアからの信頼も厚い。また、旅行作家としても旅のエッセイなど多数発表、ファンも多い。2014年は365日毎日異なるホテルへチェックインし続ける365日365ホテルを実践中。「365日365ホテル 上」(マガジンハウス)として上半期のホテル旅の記録をホテルガイドも兼ねて上梓した。著書に「ホテルに騙されるな!プロが教える絶対失敗しない選び方」(光文社新書)などがある。