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紹介している商品
厳選素材と贅沢な口どけを追求したピープルツリーのこだわり
今回紹介したいのは「フェアトレード」の原料で作られたチョコレートです。カカオ豆の産地では、仲介業者の買い叩きによる農家の貧困や児童労働などの問題が常にあります。「フェアトレード」とは、そんな生産者をサポートし、適正な価格でそれぞれの能力を十分に活かせる仕事をもたらし、収入を得る機会をつくり、自立を図るしくみを言いますが、ピープルツリーのチョコレートは原料や製造方法にもこだわっています。例えば、一般的なチョコレートの多くは大豆レシチンなどの乳化剤を使用していますが、ピープルツリーのチョコレートは乳化剤を一切使わずに、伝統的なコンチング(練り)を取り入れ、最大72時間に及ぶコンチングだけでまろやかな口どけに仕上げているそうです。また、原料から製法までスイスのオーガニック認証を取得。世界各地の小規模農業が育てたフェアトレードの有機栽培カカオ豆を100%使用し、砂糖も有機認証を受けたフェアトレードの原料を使用。通常ココアバターは高価なうえ、溶けやすく保存もしにくので、一般的なチョコレートは植物油脂で代用していることが多いようですが、このチョコレートは上質なココアバターをたっぷり使用しているので、その分、温度にとても敏感なため、秋冬限定販売だそうです。
全種類食べたくなるパッケージの可愛さと豊富なフレーバー
ピープルツリーのチョコレートは種類が豊富です。また、パッケージも思わず手に取ってみたくなるほどかわいいイラストが描かれており、額に入れて飾りたくなってしまうほど。見栄えがよく、イラストのセンスもいいのでちょっとしたプレゼントにも最適ですね。今回、私が購入したのは3種類。
まずは定番の「ミルクチョコ」。黒糖のコク、豊かな風味とまろやかな口当たりで人気商品です。つぶらな瞳の牛のイラストがまた可愛い!そして、ココナッツをふんだんに使った「ココナッツミルク」。中にはココナッツフレークも入っています。ビターチョコとは思えないほどミルキーなまろやかさが印象的。そして、ランキング1位の「ヘーゼルナッツ」は砕いたナッツのサクサク感がクセになる食感でまたリピートしたくなるチョコレートです。
他にも、ビターザクロやホワイトジンジャー&レモン、カラメルクリスプ、レーズン&カシューナッツ、オレンジなど全12種類のフレーバーチョコが販売されています。毎日、少しずつ色々な種類のチョコを味見したくなるほど、魅力的なフレーバーが勢ぞろい。毎年新作も楽しみです。合成着色料や保存料なども使わず、香料は自然由来のものだけを使用し、安心安全な材料で製造方法にもこだわり、手間を惜しまず、味や食感、パッケージまで工夫を凝らしたピープルツリーのチョコレートは板チョコの他にもフィリングタイプやデザートバーも販売されています。種類が豊富なので一つに選べず、全種類購入する方が急増中のようですが、その気持ち、よ~くわかります(笑)でも、フェアトレードの食品を選ぶことが、生産者の方たちの暮らしを支えることに繋がります。「食べる人においしさを、つくる人にやさしさを」がピープルツリーのキャッチコピーになっていますが、みんながHAPPYになれる、そんなチョコレートは素敵です。今後もフェアトレード商品に注目していきたいと思います。)
※掲載情報は 2016/12/22 時点のものとなります。
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キュレーター情報
日本フードバランス協会代表
小針衣里加
2012年 日本フードバランス協会を設立し、代表に就任。バランスのよい食事を実践するための食べ方、選び方、調理法、 栄養学、美容、ダイエットなどについて学ぶ食の資格「フードバランスアドバイザー講座」の講師を務め、誰でもすぐに実践できる内容に定評がある。2003年より主宰している,おもてなし料理教室、有名シェフによる 料理教室「シェフズクッキング倶楽部」のプロデュースも行う。資格講座、料理教室、食・美容に関するカルチャー講座など年間70回以上の講座や教室を開催し、瞬時に満席になり、リピーターも多い。