讃岐うどん
須崎食品店 住所：香川県三豊市高瀬町上麻3778
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本物の讃岐うどんはコシが違う！
イタリアに似た温暖な地中海気候で知られる香川県。10月にオリーブの生産地を訪れるロケで西讃地方にある須崎に行ってきました。ロケがひと段落して、まだお昼には少し早い時間だったのですが、ロケ先のご主人からおすすめのうどん屋さんがあるので連れて行きたいと言って頂き車に乗り込みました。香川といえば、「うどん県」として全国でもうどんがおいしい場所という事は知っていました。やっぱり香川県民は、お昼にはうどんを食べるのかと感心していたところ、お店に到着しました。
何の看板もなく、店に張り出された紙にはうどんの文字が並びます。かろうじて「須崎食品店」という店名は分かるのですが、どう見ても工場にしか見えません。オリーブオイルのご主人に尋ねると、ここはうどんの卸をしている工場との事でした。
店内に入ると、まだ11時前にも関わらず長蛇の列が！生活感が溢れる店内にこんなに人が並んでいるのはなかなか見る事ができない光景です。食券を買って、僕も列に加わります。数十分列に並んで無事讃岐うどんを手に入れる事ができました。見るからにコシのありそうなうどん。しょうゆベースのだしに、たまご、ねぎと大根おろしをトッピングしました。
食べるところは無いので、ベンチが置いてある駐車場で頂きました。店内の様子にもびっくりしますが、食べるとさらにびっくり！こんなコシのあるうどんは今まで食べた事がありません。香川から帰ったらもう普通のうどんは食べられなくなるんじゃないかと思うほどモチモチのレベルが違います。イタリアで本当においしいパスタを初めて食べた時も、こんな感動を覚えたのを思い出しました。
食べ終わってから、お店にお椀を返しに行ったら「11時半でうどんは終了します。」の張り紙が。11時半前までに来られて本当によかったと心から思いました。本物のうどんを食べたい人は絶対訪れるべき場所です。
Ciao!
※掲載情報は 2016/12/13 時点のものとなります。
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キュレーター情報
料理研究家・タレント
ベリッシモ・フランチェスコ
ローマ（イタリア）出身。
現在は、イタリアと日本の文化の架け橋的な役割で活躍、多数レギュラー番組出演、クッキングショー、全国講演、トークショー、料理イベント、広告、雑誌など。開催する料理教室は満席の人気。
スーパーにある食材で作れる・簡単に出来るイタリアン、食材の「味」と作る人の「パッション」を活かしたレシピが好評。
