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世界で2台しか存在しないカスタムマシンで淹れられる一杯
サードウェーブコーヒーのブーム到来や「ブルーボトルコーヒー」の上陸以来、日に日に盛り上がりを見せるアメリカ西海岸発のコーヒーカルチャー。「スターバックスコーヒー」の存在すら日本人の生活に溶け込んだ今、その大本命ともいえるコーヒーショップがオークランドより初上陸を果たしました。
その名は「COLOSO COFFEE(コロッソ・コーヒー)」。地元のコーヒー好きたちから熱烈な支持を得るコーヒースタンドで、アメリカの有名人たちにもファンが多いんだとか。日本1号店は原宿の人気セレクトショップ「NOMADIC LIFE MARKET(ノマディックライフマーケット)」の一角にオープンしました。
使用する豆はアメリカで権威あるグッドフード賞のコーヒー部門で審査員を務めた、リズ・クレイト氏も絶賛する「ハート・コーヒー・ロースターズ」のもの。丁寧に浅煎りしているのが特徴で、豆の持つ香りと風味を繊細に引き出しています。ちなみに、こちらの豆はショップで購入して、家で楽しむこともできるんですよ。
また、エスプレッソマシンは、スターバックスコーヒーがオープンした際にすべてのマシンを手がけたことで有名なラ・マルゾッコ社が1991年に製造したヴィンテージモデルをカスタムして活用しています。見た目にはオールド感が漂いますが、中身は最新鋭の機能を搭載しているという世界で2台しか存在しない名品です。
そんなこだわりの豆とマシンで注がれる一杯は、しっかりと豆の旨味を感じさせながらも、とてもフルーティーで酸味のある独特の味わい。ひとくち口にするだけで、カリフォルニアのコーヒーラバーたちを虜にしている理由がわかりました。
もちろん、テイクアウトで購入することも可能。レギュラーコーヒーは8ozで380円、12ozで430円とお手軽な価格も嬉しいかぎりです。また、ラテ類はプラス50円でソイミルクに、プラス80円でアーモンドミルクに変更できます。個人的にはアーモンドミルクがコーヒーとの相性が抜群でオススメしたいところ。
こちらが本国・オークランドのオーナーのホセさん(右)と、パートナーのレンゾさん(左)。本格的なコーヒーを飲むとなるとフォーマルなお店に足を運ばなければいけない中、あくまでカジュアルに本格的なコーヒーが提供できるショップであることを信条にしているといいます。
コロッソ・コーヒーさんから感じられるのは、ひたすらコーヒーのおいしさを追い求める一途な想い。スターバックスコーヒーやタリーズコーヒーの味から一歩抜け出た一杯をお探しなら、是非ともオススメしたいコーヒーです!
※掲載情報は 2016/12/13 時点のものとなります。
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キュレーター情報
フリーライター
高柳淳
普段はカルチャー誌やWEB媒体などを中心に執筆活動を展開。2015年の夏には福岡市が編集するニュースサイト「#FUKUOKA」の企画で1ヶ月ほど福岡へ滞在し、現地の美味しいグルメをガッツリと満喫してきました。好評につき第二弾も企画された「福岡ガチ検証生活」の初代体験者であることが自慢です!
http://hash.city.fukuoka.lg.jp/ijyu/index
趣味は妻との食べ歩き。美味しいお店があると聞きつければ、各地都内一目散、マジで意気込み部隊が出動します。ジャンルは和食から洋食、エスニックからラーメンと幅広く押さえていますが、最終的には毎日食べても飽きない素朴なものに落ち着いた感があり。
これまで自腹で相当額つぎ込んで得ることのできたグルメ情報から「本物」だけを厳選してお伝えしていきたいと思います!
あ、そういえば、群馬県出身ですが、中学・高校時代には東京まで新幹線通学をするレアな子としてNHKに取材された過去も持っていました!(笑)。