静岡県掛川市にある和ローソクのように可愛らしく包装された桂花園の「丁葛」

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静岡県掛川市にある和ローソクのように可愛らしく包装された桂花園の「丁葛」

先週、名古屋の講座に掛川市から生徒様がいらして下さいました。ご本人とお祖母様、叔母様の3名で、楽しいレッスンでした。お土産に「桂花園」の「丁葛(ちょうくず)」をお土産に戴きました。

 

私も存じ上げなかったのですが、全国菓子博覧会・内閣総理大臣賞も受賞されている掛川の老舗銘菓だそうです。

 

店名「桂花園」は中村家の先祖でもある、藩学者・桂花園葛嶺(けいかえんかつれい)以来の屋号だそうです。

 

掛川市が「掛川の宿」と呼ばれていた頃、お店のあった仁藤町では、葛の根を葛粉にして四角に固め、軒先に吊るし干されており、その四角い形から豆腐のように、一丁、二丁と数えたのが、桂花園の登録商標「一丁葛」の由来だそうです。

 

葛の根は万葉の昔より葛根湯として漢方薬に珍重がられ、天災飢餓の保存食や、精進料理、病人・小児の栄養食にと重宝がられてきたとか。

 

さて、そのこだわりの葛の包みを開けてみると、和ローソクのような可愛らしい包装!!葛と砂糖の配合から練り方、そして紙と和紐を使った包装の仕方まで、代々の秘密を守り企業秘密とか。

 

現代に合わせてココア味やコラーゲン入りもございます。かなり細かい葛湯の作り方を読みながら、真剣に葛湯を作ってみました。

 

身体に優しくさらりとしたお味。お子様には風邪をひいた時の栄養補給に、ご飯の後やお酒の後の胃腸の調子を整えるためにも使えそうです。

 

こだわりの逸品にまた出会えたようで嬉しい贈り物でした。これからの季節に重宝しそうな貴重なお品をご紹介ありがとうございました。

 

地方発送もあるそうですので皆様ぜひお試し下さいませ。

 

店舗名:丁葛製造本舗 桂花園
住所:静岡県掛川市仁藤町10-1
TEL:0537-22-2607

丁葛

丁葛製造本舗 桂花園 住所:静岡県掛川市仁藤町10-1

※掲載情報は 2016/12/03 時点のものとなります。

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キュレーター情報

磯部作喜子

料理研究家・テーブルコーディネーター

磯部作喜子

英語教師を経て食の世界へ。「ル・コルドン・ブルー」にてパン・洋菓子ディプロム取得。今田美奈子製菓コース師範・テーブルセッティングディプロマ取得。花・芸術文化協会テーブルコーディネートディプロマ取得。同認定校。世田谷のブーランジェリー「シニフィアン・シニフィエ」で研修。志賀勝栄氏にパン作りを学ぶ。現在は東京と名古屋で料理・パン・テーブルコーディネートの教室「ル・サロン・ブラン」を主宰。毎月100席以上の講座をこなし、現在までのべ9000人の生徒におもてなしの極意を伝えてきた。「おもてなしの心は食卓を飾るすべてに宿る」というコンセプトのもと、料理・パン・コーディネートなど食に関する内容をトータルに楽しく学べるサロンを目指す。予約待ちの教室をかかえる一方で、各企業とのコラボレート、料理教室や食卓芸術の外部講師としても活躍中。女性誌やライフスタイル誌を始めメディア取材も多い。著書「ル・サロン・ブランの本格パン」(主婦と生活社)「Le Salon Blanc ランチタイムのおもてなし」(ハースト婦人画報社)アメブロ:http://s.ameblo.jp/salon-blanc/

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