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かわいい容器は手土産にもピッタリ!
「お菓子を作る時、いつも心掛けているのは優しい味わいに仕上げることです。」と語るのは、横浜市金沢文庫のお菓子屋さん「オ・プティ・マタン」の武井晴峰シェフ。今回ご紹介するのは、シェフが得意とする季節のジャム。
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中でもこの柚子のジャムは、無農薬の柚子をふんだんに使用した逸品。苦みを除くための下茹ではあえてせず、果肉と外皮の間の白い部分を半分だけ使い、味に深みを出すための隠し味に白ワインを加えているそう。柚子は、今、フランス人シェフの間でも大人気の日本素材。ショコラのガナッシュやビスキュイ作りに柚子のコンフィやピュレを使用しますが、柚子本来の香りを最大限に生かし、味わうことができるのは、やはり私たち日本人ではないしょうか。柚子の味が特出しないようにと、紅玉の酸味と甘みを合わせたというところからも、そんなことを思いました。お店のHPからも購入していただけます。容器もかわいい!
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※掲載情報は 2016/11/29 時点のものとなります。
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キュレーター情報
フランス菓子・料理研究家
大森由紀子
学習院大学文学部仏文科卒。パリ国立銀行東京支店勤務後、パリのル・コルドン・ブルーで、料理とお菓子を学ぶ。パリ滞在中、ツール・ダルジャン、アンブロワジー、アルページ、フォション、ホテル・ニッコーなどで修業し、ピエール・エルメやジャン・ポール・エヴァンとともに仕事をする。フランスの伝統菓子、地方菓子など、ストーリーのあるお菓子やフランス人が日常で楽しむお惣菜を、メディアを通して紹介している。目黒区祐天寺にてフランス菓子と惣菜教室を主宰。フランスの伝統&地方菓子を伝える「クラブ・ドゥ・ラ・ガレット・デ・ロワ」の理事。「貝印スイーツ甲子園」のコーディネーター、「世界50ベストレストン」の審査員、ル・コルドン・ブルー卒業生代表を務める。毎年、フランスの地方の食を訪ねるツアー、サロン・ド・ショコラツアーを開催。主な著書:「フランス地方のおそうざい」「私のフランス地方菓子」「パリ・スイーツ」「フランス菓子図鑑」など30冊以上。