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ご存知の方も多いとおもいますが、焼酎には「甲類」と「乙類」という分類があるのをご存知でしたか?一見、非常に似ているようでも原料や製法にはいろいろと違いがあります。もともと、この呼び方は1949年に設定された酒税法上の区分。「甲類」は、無色透明でピュアなクセのない味わいが特徴。ピュアでクセがないからこそ、その楽しみ方は酎ハイやサワーなどが多いです。一方、「乙類」は、アルコール以外の香味成分も抽出され、それが原料独特の風味や味わいになります。原料の風味が生かされるため、原料は非常にバラエティに富んでおり、米、麦、さつまいも、そば、黒糖などが使われています。本格焼酎とも呼ばれており、特にロックやお湯割りでは焼酎本来の味わいを楽しめます。
リーズナブルなものをお探しの方は「甲類」、原料独特の風味や味わい特色を楽しみながら飲めるが「乙類」です。
今回は、秋の夜長に飲みたい方におすすめの珍しさ満点の本格焼酎3商品をご紹介します。これまで、「甲類」がメインだったあなたも、ぜひこの機会に「本格焼酎(乙類)」の良さを堪能してみませんか?
1:ソムリエ田崎真也氏も愛飲!秘密のケンミンSHOWで出演者からも絶賛された栗焼酎
高知県の西部、幡多郡大正町で明治時代に酒造りを始めた蔵元「無手無冠(むてむか)」の栗焼酎「ダバダ火振」。栗のほのかな香りとソフトな甘みが口の中でふわっと広がり、クセもなく、スッキリとしていて、全体的には辛口の印象です。栗をたっぷり50%も使用し、その香りを封じ込めるように低温でゆっくりと蒸留している為、ひと味もふた味も違う、贅沢な味わいが楽しめます。ロックがおすすめですが、ストレート又はお湯や炭酸割りも美味しいとのことです。
2:石川のブランド野菜「加賀れんこん」を使った焼酎は金沢の新名物間違いなし
石川は金沢にある「有限会社 伸栄館」の「加賀れんこん焼酎」は、地元のブランド野菜「加賀野菜」を使った焼酎。サツマイモや麦に比べてデンプン質が少ないため、米麹を多めに加えて発酵を助長する工夫が凝らされています。また、加賀れんこんはブランド野菜だけあって、肉厚でもちもちとした食感が特徴。アルコール度数も通常の焼酎より高めの30度で仕上げ、奥深くまろやかな味わいの芋ほど香りもきつくなく飲み飽きしない、非常に飲みやすい焼酎です。飲み方はロックがおすすめです。
3:瓶のキャップには目玉おやじが、そして箱にも絵が描かれた、ユーモアのある米焼酎
水木しげるさんの『ゲゲゲの鬼太郎』のふるさと、鳥取にある「株式会社稲田本店」の「米焼酎 のん氣にくらしなさい」。15年の歳月をかけて造られた焼酎は、長期貯蔵熟成しているのでとてもまろやかで風味も香りも感じられ飲みやすいのが特徴。料理との相性も幅広いとのことですので、どの飲み方でも楽しめますね。また、よく見るとねずみ男と鬼太郎が寝転んでいる絵があり、思わずほころんでしまう一面もあります。
※掲載情報は 2016/11/07 時点のものとなります。
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