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広島のものづくりを応援する和菓子屋の名作「生もみじ饅頭」
日本シリーズでマツダスタジアムが盛り上がり、日本ハムの優勝とともにセールが始まるなど、いまだに日本列島の熱が冷めやらない。セ・リーグで優勝した広島カープとパ・リーグ優勝した日本ハムの日本一争奪戦は、Facebookでも多くの人がアップし、試合はSNSを通して拡散された。
広島は昨年から、いろいろな面で注目を浴びている。昨年は、広島に本社を置くマツダのロードスターが日本カー・オブ・ザ・イヤーに輝き、今年は世界カー・オブ・ザ・イヤーを獲得した。そして、今年は広島カープのセ・リーグ優勝。社会的にはアメリカのオバマ大統領が広島を訪問したことも記憶に新しい。
そんな広島で、毎年のように賞を取っているある和菓子さんが「もみじ饅頭」を作っているにしき堂さんである。広島カープとのコラボの和菓子も揃えているが、今回ご紹介したいのは「マツダロードスターもみじ饅頭」というセットだ。中には長野から広島まで買いに行ったという話も聞くほど、車好きには外せないものなのだ。日本と世界の頂点に輝いたロードスター生産100万台突破を記念して作られた。にしき堂とマツダのものづくりにかける情熱に共通点があることから、このコラボに至った。
通常のにしき堂の「もみじ饅頭」はこちら。今の季節にぴったりの鮮やかな紅葉が美しい。
して、「マツダロードスターもみじ饅頭」には、こし餡、粒餡、チーズなどの定番商品はどちらにも入っているが、生もみじ饅頭シリーズが4種類入っているのがうれしい。生もみじ饅頭は生地に広島県産の餅粉と米粉を使用し、名水と言われる日浦山湧水で餡を作り、もっちりとした口上がりに仕上げている。生もみじ饅頭と、今までのもみじ饅頭の詰め合わせは、気分や天気によって味を選ぶことができる。
抹茶とこし餡の生饅頭の中身は、このような感じで、切ると包丁からもっちりした感触が伝わってくる。秋の行楽に、にしき堂が日本全国から選りすぐった原料を使い、ふんわりと仕上げた生もみじ饅頭。紅葉の形に、鹿の刻印が入っている。これぞ、広島の銘菓だ。
鹿のイラストの入った生もみじ饅頭を食べながらのドライブをしつつ、紅葉狩りにでかけてはどうだろう。
今年はロードスターがとても売れ、中古の価格ですら上がってきている。車好きの方、広島好きの方、広島カープ好きの方への手土産に。
販売期間は未定とのことなので、紅葉の時期に。
※掲載情報は 2016/11/07 時点のものとなります。
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キュレーター情報
発酵料理研究家/観光連盟アドバイザー
高橋香葉
「日本人の体を健康できれいにするには、日本伝統文化の発酵食が一番良い」として発酵料理の研究に取り組む。テレビ、雑誌、書籍などを通じて、発酵食品の良さを伝える普及活動を行っている。
日本で初めて、米麹と醤油をあわせた新調味料「しょうゆ麹(醤油麹)」の作り方とレシピを公開し、発酵業界に新しい風を入れた。その活動は、フードアクションニッポンアワード販促部門を受賞。その後、読売新聞にて「オンリーワン」として掲載された。
現在は、日本全国を回り、全国の発酵食品だけでなく温泉巡りをし、日本の伝統文化を勉強している。
自治体の観光連盟アドバイザー、特産品開発審査委員などを歴任。市場調査から、販売戦略、プロモーションなどのマーケティング講師も行っている。フードアナリスト協会「食のなでしこ2016」。
主要著書:
◎「しょうゆ麹と塩麹で作る毎日の食卓」(宝島社)
◎リンネル特別編集「しょうゆ麹で作る毎日のごちそう」(宝島社)
◎「知識ゼロからの塩麹・しょうゆ麹入門」(幻冬舎)
◎おとなのねこまんま555(アース・スターブックス)等