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秋らしく過ごしやすい気候となり、ホームパーティーを楽しむ機会も増えるこの時期。いつもとは違うおもてなしをしたい方におすすめの逸品。ビールやワインに合う話題の揚げピッツァ「パンツェロッティ」をご紹介します。
はじめて耳にする方のために、「パンツェロッティ」とは、イタリア全土で昔から親しまれている包み揚げピッツァのこと。僕も出張でイタリアを訪問したときに何度か食べましたが、生地や具材や揚げ方など、地方やお店によってそれぞれ違います。どちらかと言えば、ストリートフードやおやつのような感覚で食べ歩きするのがイタリア人のスタイル。
今回ご紹介するのは、渋谷区松濤(しょうとう)にあるレストラン「PANZEROTTERIA(パンツェロッテリア)」の揚げピッツァ「パンツェロッティ 3種セット」。イタリアに25年住んでいたオーナーの西正博(にしまさひろ)さんが、食材や製法にこだわりひとつの料理として完成させたメインディッシュとなるパンツェロッティなのです。
イタリアの伝統と日本のこだわりを追求した、理想のバランス
国産小麦粉をブレンドし、発酵方法やその時間を研究し完成させた、表面はサクサク、中はもっちりとした薄く理想的な生地。具材は、魚や肉そして野菜など相性を考えお店のオリジナルメニューから伝統レシピまで。揚げ油には国産の植物油である綿実油(めんじつゆ)を使用し、軽い食感と風味に仕上げています。
「フィレット・ディ・マイアーレ・コン・サルサ・ディ・フィーキ」は、厳選したポークヒレ肉をローズマリーと一緒にソテーし、ニンジンとキノコとレッドチェダーチーズを加えたもの。仕上げにイチジクソースをかけていただきます。
「マルゲリータ・アッラ・ノルマ」は、シチリア島の伝統的なレシピで、たっぷりの自家製トマトソースとフレッシュモッツァレッラチーズ、素揚げをしたナスが中に包まれています。
オーナーの西さんおすすめの食べ方は、切り口にエキストラバージンオリーブオイルを数滴たらすと相性抜群だそうです。
オンラインショップでは、6種類のパンツェロッティを好きに組み合わせていただき3個からオーダーできます。
簡単調理で美味しさそのまま
解凍後、レンジで加熱してからトースターで温めるだけで、簡単に揚げたての風味をそのまま味わうことができます。ひと手間加えたい方は、レンジで加熱後にたっぷりの綿実油で2~3分揚げてください。イラスト付きでオンラインショップに調理方法が載っています。(http://friedpizzaonline.com/?page_id=76)
オーナーの西さん曰く、「うちのパンツェロッティは本場イタリア人の舌をもうならせる」とのこと。実際に、わざわざイタリアから定期的に訪れるお客さまもいるほど。お店では季節メニューを含め40種類ものパンツェロッティが楽しめます。大阪にもパンツェロッテリア大阪ファクトリーというカフェを併設したお店があります。お近くにお住まいの方はぜひ店舗にも足を運んでみてください。
ホストにとって、簡単調理で本格料理のおもてなしができるありがたい逸品。気の合う仲間やお友達と、サクサク・モチモチ・トロ~リな贅沢パンツェロッティでホームパーティーを楽しまれてはいかがでしょうか。
※掲載情報は 2016/10/18 時点のものとなります。
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キュレーター情報
プロデューサー
小祝誉士夫
大学卒業後、5年間のインドネシア勤務を経て、2004年から株式会社TNCの創業メンバーとして広告・マーケティング業界に従事。2008年に同社、代表取締役社長に就任。70カ国100地域在住500人の日本人女性のネットワーク『ライフスタイル・リサーチャー』を主軸とした海外リサーチ、マーケティング、PR業務のプロデューサーとして現在に至る。2011年にTNC Bangkok、2014年TNC Jakarta(インドネシア)、TNC saigon(ベトナム)を設立。多摩大学/経営情報学部・非常勤講師。