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この観光地のお土産といえばこれ!というものが多く存在しますが、貰う相手からすると「またこのお土産か」と思われてしまう事も実は多いかもしれません。定番のお土産は確かにおいしいですが、食べ飽きている人も多いので、なるべく印象に残るお土産を渡したいものですよね。そこで今回は、「こんなお土産もらった事ない!」と思わせる、知る人ぞ知る手土産を3つご紹介します。
1:最中から現れる和風ゼリーがかわいらしいお菓子
金沢の銘菓といえば高木屋の「紙ふうせん」です。最中のパリッとした皮と中を開けると現れる“錦玉”といわれる寒天でかためた小さな四角い和風ゼリーの食感がたまらない逸品です。色とりどりのまあるい最中に、赤(ぶどう)、黄(レモン)、白(ワイン)、黒糖風味が楽しめます。品格があり、課金沢銘菓にふさわしいお菓子です。
2:極限までシンプルさを追求した京菓子
京都の住宅街の一角にある、明治30年創業の「大黒屋鎌餅本舗」。こちらで販売されている鎌の形を模したお餅「鎌餅」は、口に入れると優しくてはかない柔らかなお餅とコクのある漉餡が溶け合って、まさに至福の時です。お餅は求肥が入っているそうなので、そのためか優しい柔らかさなのですが歯切れが良く、口の中でサラッとなくなるような不思議な食感です。極限までシンプルなお菓子ながらこの考え抜かれたコンビネーションが、絶妙な美味しさを生みます。
3:江戸幕府への献上品としても用いられた逸品
熊本銘菓といえば、園田屋の「朝鮮飴」です。箱いっぱいに敷き詰められた片栗粉の中から、隠れている朝鮮餅を見つけ出し、指先でつまんで口の中に入れると、もちもちと柔らかく、もちの風味の中にほんのりと柔らかな甘味が口の中に広がって、なんとも幸せな気持ちになります。豊臣秀吉の朝鮮出兵の際に当時の熊本藩主である加藤清正が保存食としておおいに役立ったことから『朝鮮飴』と呼ばれるようになり、江戸時代には幕府への献上品としても用いられた逸品です。
※掲載情報は 2016/10/14 時点のものとなります。
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