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カリッふわっとろ～り。これが話題の福島のおやつ「凍天」
涼しくなってくると食べたくなる、福島のおやつがあります。それがもち処木の幡（このはた）の「凍天」です。凍み餅の天ぷらだから、「凍天」（しみてん）と言います。
そろそろ食べたいな～と思い、冷凍販売のものをオンラインショップで購入しようとしたら……、「注文が殺到しているため生産が追いつかない状況です」とのお知らせが。
「注文が殺到？？」と調べてみると、どうやら某人気アイドルが、福島のこの「凍天」が美味しいとTV番組で絶賛したようでした。それを知って、「お目が高い！！」と嬉しくなりました。
凍天はとっても素朴な味なのですが、味わい深くて後を引く美味しさなのです。地元の人たちにとっては、福島ならではのおやつ。
そもそも凍もちとは、福島で江戸時代から作られてきた伝統の保存食品です。ヨモギなどを混ぜたお餅を、極寒の寒風で冷凍乾燥させたものですが、保存できるだけではなく一旦冷凍したことでお餅の柔らかさが長く続くという利点もあります。その凍もちをドーナツ生地で包み揚げると、凍天の完成です。
外側はカリッと香ばしく、噛むとドーナツ生地はふんわり。そして中にはもっちもちのお餅が登場！凍みもちを包んでいるドーナツ生地は、昔おうちで母が作ってくれたようなドーナツやホットケーキを思い出す懐かしい味です。優しい甘さと時折感じる塩っけがまたたまりません。
凍天ってなんでこんなに美味しいんでしょう……。
炭水化物＋炭水化物なのでダイエット中の私には辛い美味しさでもありますが、それでも食べたくなる凍天の魔力。
お店で食べると、より一層揚げたての食感を味わえますよ。福島の知る人ぞ知るおやつ。ぜひぜひ食べて見てくださいね。
※掲載情報は 2016/10/12 時点のものとなります。
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キュレーター情報
アナウンサー/ヨーグルトソムリエ
柳沼愛子
地方局でのアナウンサー経験から全国の美味しいものを独自取材。また自称ヨーグルトソムリエとして常に美味しいヨーグルトを探し求めている。
K-POPが大好きで、韓国グルメにハマり新大久保に頻繁に出没。これまでには局アナnet日本ベジフルアナウンサー協会の代表を務めたほか、TVCMクレハ「キチントさんシリーズ」に出演。その他レポート・撮影もこなす動画制作が人気。☆東北放送ラジオ「Good モーニング」内「ベジフル通信」出演 ☆食と農まつり（福島県白河市） ベジタブルステージ出演 ☆FOODEX 美食女子ママの愛グランプリ 審査員・出演 ☆The Manhattan FISH MARKET オープニング記者発表会 出演 ☆本「ふくしま山菜探検隊」出演など
