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「笹かまぼこ」の名付け親が放つ、時代を超えたスナック。
ここ数年、海外はもとより国内出張も億劫になってきた私ではございますが、それでも出張の機会があると、駅や空港の飲食店やお土産店を詳細にチェックしてしまうのが習い性となっております。
先日も、震災直後の夏以来になる仙台駅に久しぶりに立ち寄った際、きれいになった駅構内を探索しましたら、なんと一部に熱狂的なファンも多い、あの「ひょうたん揚げ」の専門売店がオープンしているではないですか!もちろん早速購入して、構内の片隅でパクついたのは言うまでもありません!
この「ひょうたん揚げ」、わかりやすくご説明しますと、仙台名物「笹かまぼこ」をタネにし甘い衣で包んで揚げた、いわゆる「笹かま版アメリカンドッグ」です。
もう30年の歴史を持つ、仙台市民のソウルフードともいわれているヒット商品。
そのカワイイ形とサクサクの食感が魅力なのですが、今までは製造元の阿部蒲鉾店本店や楽天スタジアムでないと購入できませんでした。この春待望の仙台駅に専門店がオープンし、手軽なお土産として旅行客も求めることができるようになりました。
阿部蒲鉾店は「笹かまぼこ」の名付け親としても有名な老舗ですが、なんとこの揚げ串には「当たり棒」があって、その場でもう一本プレゼント、というお茶目なお楽しみもあるそうです。
是非たくさん購入して、新幹線の中でパクパク召し上がってみてください!
※掲載情報は 2016/10/03 時点のものとなります。
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キュレーター情報
料理写真家
今清水隆宏
1965年、東京都生まれ。東京造形大学卒業。1988年よりフリーランスフォトグラファーとして独立。
以後、国内・海外、料理研究家・シェフを問わず主に雑誌、料理レシピ、レストランなどの料理およびその周辺の撮影、書籍企画等を担当。他、百貨店等各種カルチャースクール、地方自治体等にて「料理写真講座」の講師、講演等でも活動。社団法人日本広告写真家協会会員。