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美瑛産牛乳と北海道産完熟いちごの絶妙なバランス
昔、北海道に出張に行った時、あるメーカーのチーズケーキのおいしさにびっくりしたことがあった。なかなか北海道に行く機会がないのだが、それ以来、きのとやのお菓子があると目が行くようになった。
ある日、たまたま食べたプリンの贅沢な中身にびっくりし、思わずメーカーを見たことがある。それが、きのとやのプリンだった。
プリンのシリーズとしては、極上牛乳プリン、酪農チーズプリン、北海道いちごプリンの3種類を揃えている。その中で、私が一番気に入ったのは、きのとやの北海道いちごプリンだった。その理由は、いちごの果肉の多さである。
写真を見ていただくと分かる通り、下にはぎっしりと北海道産完熟いちごの姿が見えている。よくみると3層になっており、上の方は滑らかなババロアのような口あたり。真ん中は、いわゆる“なめらかプリン”のようなクリーミーさ。その下に、果肉の形をそのまま残した自家製の北海道産いちごジャムが入っている。
下からすくい上げるように果肉をスプーンにのせていただくと、なめらかないちごプリンと、果肉の歯ごたえと甘さがほどよく混ざる。
東京で、このプリンをテラス席で楽しむことができるお店がある。広尾駅から少し歩いたところにある「天現寺カフェ」だ。今回はローズヒップのハーブティーとともに。果肉が多いと甘すぎるように思うが、ローズヒップの酸味が甘さを引き立たせてくれ、最後までおいしくいただくことができる。
余談になるが、もう一つ、違った楽しみ方があるのが「極上牛乳プリン」である。
通常、「牛乳プリン」にはカラメルソースが入っていないものが多いが、きのとやの「極上牛乳プリン」は、最後にさらっとしたカラメルソースが入っており、二度楽しめる味になっている。
このプリンは白い器に入っているため、食べ終わったら、私はお料理で余ったハーブや小さなお花を飾ったりしている。また、作り置きした自家製の佃煮を入れたりして、楽しんでいる。
※掲載情報は 2016/09/21 時点のものとなります。
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キュレーター情報
発酵料理研究家/観光連盟アドバイザー
高橋香葉
「日本人の体を健康できれいにするには、日本伝統文化の発酵食が一番良い」として発酵料理の研究に取り組む。テレビ、雑誌、書籍などを通じて、発酵食品の良さを伝える普及活動を行っている。
日本で初めて、米麹と醤油をあわせた新調味料「しょうゆ麹(醤油麹)」の作り方とレシピを公開し、発酵業界に新しい風を入れた。その活動は、フードアクションニッポンアワード販促部門を受賞。その後、読売新聞にて「オンリーワン」として掲載された。
現在は、日本全国を回り、全国の発酵食品だけでなく温泉巡りをし、日本の伝統文化を勉強している。
自治体の観光連盟アドバイザー、特産品開発審査委員などを歴任。市場調査から、販売戦略、プロモーションなどのマーケティング講師も行っている。フードアナリスト協会「食のなでしこ2016」。
主要著書:
◎「しょうゆ麹と塩麹で作る毎日の食卓」(宝島社)
◎リンネル特別編集「しょうゆ麹で作る毎日のごちそう」(宝島社)
◎「知識ゼロからの塩麹・しょうゆ麹入門」(幻冬舎)
◎おとなのねこまんま555(アース・スターブックス)等