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密かなる東京名物!?長年に渡り港区区民に愛される素朴で上品な味わい
老若男女を選ばず、どんな趣味嗜好の方にも喜んでいただけるお菓子、と聞いてあなたはどんなものを思い浮かべますか?私の場合、それって案外高級なものとは限らないんじゃないか?なんて考えてしまいます。
例えば菓匠 菊家の黒落花。
決して派手なビジュアルでは無いし、斬新どころか少し懐かしさすら感じる味わいのこちらですが、見た目を裏切らないどころか「黒糖や落花生ってこんなに美味しかったの!? 」と驚かずにはいられないような、嬉しい意外性があるのがこちらのお店のお菓子の素晴らしさ。さすが口の肥えた港区の人々に長年愛されているだけあるなぁ、としみじみ思うわけです。
黒糖の砂糖衣を纏った落花生を一粒、また一粒と口に運ぶごとに、幼いころの柔らかな記憶が蘇るような、美しい味わい。「何でも持っていそうだから何を差し上げたら良いか分からない」という方にこそ、喜んでいただけるかもしれませんよ。
※掲載情報は 2016/09/02 時点のものとなります。
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キュレーター情報
美容ライター
前田紀至子
新潮社雑誌nicolaの専属モデルや光文社雑誌JJのライター、読者モデルを経て、現在はフリーライターとしてビューティ記事を中心に、競馬、食、ファッションなど幅広く執筆中。その傍ら、テレビ東京モノイズムなどのテレビ出演も。