食欲減退、真夏の食卓の救世主!食欲進む「うちのスープカレー」

食欲減退、真夏の食卓の救世主!食欲進む「うちのスープカレー」

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札幌のメーカーの熱い想い。スープカレーを家庭で手軽に!

お盆が明け、夏休みも終わってまた忙しくなる人も多いだろう。暑さは例年以上に厳しく食欲も落ちる。とはいえ忙しい時こそからだのためにも心のためにも充実した食事は不可欠だ。おいしいものを食べるなら外食があるよ、という方も多いだろう。しかし誰に気兼ねすることなくリラックスして食事をとるのなら、やはり自分の部屋が一番だ。特に夏の時期。最近では9月半ばになっても、日差しは強く厳しいまま。外に出るのもはばかられるし、食欲も下がる。そんな時に、部屋でさらりとスープカレーというのはどうだろうか。毎年東京ビッグサイトで開催される「スーパーマーケットトレードショー」でよい製品を見つけた。

食欲減退、真夏の食卓の救世主!食欲進む「うちのスープカレー」

その名も「うちのスープカレー」。家庭用スープカレーの素だ。札幌にある株式会社ピー・アンド・ピーの製品。ご担当に直接お話を聞かせていただいたのだが、「スープカレーの文化はどうしても他の土地にはなかなか根付かない。それと外食のイメージも強く、家庭で気軽に作って楽しむという文化もない」この2点を憂い、そこからアイディアを起こし、この簡単調理のスープカレーの元「うちのスープカレー」を開発することになったそうだ。

 

パッケージには二人前と書いてある。封を切ると、ペースト状のスープカレーの素と辛さを加える調味スパイスが小包装で1人前ずつ、2回分入っているというスタイル。好みの具材を適量炒めて水を200ccほど入れて煮立て、そこにペーストを溶いてもうひと煮立ち。これだけで完成。ほんとうにこれだけなのだ。

食欲減退、真夏の食卓の救世主!食欲進む「うちのスープカレー」

数種類あるうちから、まず「リッチバター味」を試した。リッチバター、という名前だがしつこさはなく大変においしい。スープカレーとくれば素揚げの野菜のイメージも強いが、野菜をシリコンスチーマーで蒸してそれをなじませるためにカレーソースで少し煮るスタイルでやってみた。油を使わないのでおなかに重くならない仕上がりに。もちろんごはんが基本だか、パンに合わせるとバランスいい。よくばりにも両方添えてみた。

食欲減退、真夏の食卓の救世主!食欲進む「うちのスープカレー」

あっさりトマト味には麺を合わせてみた。これが驚くほど麺との相性がいい。スープパスタに通ずる体験で、そこにスパイスが彩りを添え、食欲が進む。たとえば朝食ならパンに合わせて。ランチなら肉もどんと入れてもりもりと。夜だったら野菜だけをたっぷり、でお腹にきつくない仕上げにするのもいい。レトルトではないから具材は自由自在。応用が効くのがうれしいところ。スープカレーだけに札幌のブランド、というのも価値があるし、かんたんにつくれてこれだけ美味しいならキッチンにストックしておく価値が大いにある。夏は楽しくておいしいものを食べよう。

※掲載情報は 2016/08/24 時点のものとなります。

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キュレーター情報

飯塚敦

カレーライター・ビデオブロガー

飯塚敦

食、カレー全般とアジア料理等の取材執筆、デジタルガジェットの取材執筆等を行う。カレーをテーマとしたライフスタイルブログ「カレーですよ。」が10年目で総記事数約4000、実食カレー記事と実食動画を中心とした食と人にフォーカスする構成で読者の信頼を得る。インドの調理器具タンドールの取材で09年秋渡印。その折iPhone3GSを購入、インドにてビデオ撮影と編集に開眼、「iPhone x Movieスタイル」(技術評論社 11年1月刊)を著す。翌年、台湾翻訳版も刊行。「エキサイティングマックス!」(ぶんか社 月刊誌)にてカレー店探訪コラム「それでもカレーは食べ物である」連載中。14年9月末に連載30回を迎える。他「フィガロジャポン」「東京ウォーカー」「Hanako FOR MEN」やカレーのムック等で食、カレー関係記事の執筆。外食食べ歩きのプロフェッショナルチーム「たべあるキング」所属。「ツーリズムEXPOジャパン」にてインドカレー味グルメポップコーン監修。定期トークライブ「印度百景」(阿佐ヶ谷ロフトA)共同主催。スリランカコロンボでの和食レストラン事業部立ち上げの指導など多方面で活躍。

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