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数々の賞を受賞する福田農園の作品
北海道は広大な地ゆえ、素晴らしい農産物、畜産物、海産物が揃っています。牛や豚などは以前からレベルの高いものが知られていましたが、最近は野菜系にも相当力を入れている農家さんも増えています。
たとえば、しいたけ。しいたけと聞くと北海道というよりもむしろ九州、大分などのイメージが強いかもしれません。実際に大分や徳島を始め、九州、中国四国、関東、新潟くらいまでで栽培されていることがほとんど。でも、北海道に「福田農園」という超スゴいしいたけ栽培農家さんがいるのです。
場所は七飯町。北海道新幹線の現在の終着駅である、新函館北斗駅からもクルマで約10分程度の地。福田将仁さんが平成6年に立ち上げた従業員10名の会社なのですが、「王様しいたけ」という、まさに巨大なしいたけを栽培し、一躍有名になりました。全国サンマッシュ生産協議会主催品評会では平成21年に日本一のゴールデンサンマッシュ賞も受賞するなど、様々な品協会で賞を取っています。
なにせ大きいので肉厚、そして旨みが凝縮した味わいにびっくり。農園には巨大なハウスが何棟も建っていて、中では横津岳の天然水を100%使用した菌床で栽培されています。
王様しいたけの素晴らしさをそのままパウダー化
そんな王様しいたけそのものもオススメですが、特にご紹介したいのが、それらを用いた「王様しいたけパウダー」です。化学調味料や塩などの添加物は一切不使用。純粋に王様しいたけをパウダー化した商品なので、そのものの良さが全面に。溶かしてお吸物の下支えに使用したり、肉や魚の味付け調味料として加えたりと、様々な使用方法が考えられます。しいたけが嫌いな方でも抵抗がない、爽やかな美味しさも決め手。しかも、気軽に用いられるのもポイント高いです。
※掲載情報は 2016/08/22 時点のものとなります。
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キュレーター情報
フードジャーナリスト
はんつ遠藤
東京在住。早稲田大学教育学部卒業。海外旅行雑誌のライターを経て、テレビや雑誌、書籍などでの飲食店紹介や、飲食店プロデュースなどを行うフードジャーナリストに。ライターとして執筆、カメラマンとして撮影の両方をひとりでこなし、取材軒数は8000軒を超える。全国のご当地グルメの知識と経験を活かし、ナムコのフードテーマパーク事業にも協力し、現在、東京・大手町のご当地やきとりテイスティングパーク「全や連総本店 東京」の名誉館長も務める。『日経トレンディ』にてトレンドリーダーにも選出。「週刊大衆」「JAL(Web)」などに連載中。また近年は料理研究家としてTVラジオ雑誌などで創作レシピを紹介している。著書は『はんつ遠藤のうどんマップ東京・神奈川・埼玉・千葉』(幹書房)、『おうちラーメンかんたんレシピ30』『おうち丼ぶりかんたんレシピ30』『全国ご当地やきとり紀行』など25冊。