100年以上続く鳥料理店、茅場町鳥徳の「鳥モダン弁当」

100年以上続く鳥料理店、茅場町鳥徳の「鳥モダン弁当」

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鳥のさまざまな部位をさまざまな調理法で

100年以上続く鳥料理店、茅場町鳥徳の「鳥モダン弁当」

日本橋茅場町に民家風の店を構える「茅場町鳥徳(とりとく)」。創業は明治30年代なので、100年超えの老舗店です。個人的に大好きな店でランチタイムに何度も足を運び、さまざまなメニューを食べてきました。鳥やうなぎ料理がメインですが、いずれもコスパが高い内容です。さて、そんな鳥徳で今回注目したのが、百貨店の食品コーナーで販売されている「鳥モダン弁当」です。同店には出前メニューがありますが、こちらの商品は弁当単独のメニューですね。店頭POPには、「老舗の定番メニューと新メニューが一折に」「当日手作り」「数量限定」などの文字が並び、購入意欲をそそってくれます。

100年以上続く鳥料理店、茅場町鳥徳の「鳥モダン弁当」

手に取った鳥モダン弁当。白飯が見えないくらいさまざまな鳥肉料理が乗っかっています。左側から「手こね鳥つくね」、「鳥徳モツ焼き」、中央部分に「手羽唐揚げ」と「ササミ肉のフリット」にししとう1本、そして右側に「定番きじ焼き」です。ちなみに「鳥徳モツ焼き」には、鳥肉、レバー、砂肝、ぼんじりがあります。どこから箸を付けるか迷う陣容。

 

食べ進めると種類が豊富なので飽きが来ないですね。一品一品が丁寧に作られていることもわかります。そして硬めに炊かれた白飯が肉料理と合う、いい塩梅です。しかし、これだけの内容で1080円。“老舗の技”込みでこの料金はやはり良心的というか、店での価格同様に“鳥徳さん”ならではの心意気かと。何から食べていいか迷う楽しみが詰まった老舗の逸品を手土産にいかがでしょう。

※掲載情報は 2016/08/02 時点のものとなります。

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キュレーター情報

菅野夕霧

コピーライター、グルメガイド

菅野夕霧

コピーライター、PRコンサルタント、Yahoo!ニュース配信元の『市ケ谷経済新聞』編集長。グルメや酒、沖縄離島旅が趣味。特にランチは“狙い”を定め、日々電車に乗って都内を中心に食べ歩いている。甘いモノを苦手としている関係で、“甘くない”土産の逸品を追求中。現在、All Aboutグルメガイドとして老舗店を紹介する「100年店ランチ」、日本トランスオーシャン航空の機内誌『Coralway』にて、「小さな島の小さな食堂」を連載中。著書に『ヤフートピックスを狙え』(新潮社)など。

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