【お取り寄せ必至!】生産者の愛情いっぱいの牧場の牛乳で作った日本産チーズ

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チーズ大国といえば、オランダやフランスなどヨーロッパを思い浮かべる方も多いと思います。日本では、1970年代にピザやチーズケーキが広まりそこからチーズも広く浸透したとされています。

 

実は日本でチーズが食されたのは、今から約1400年前の飛鳥時代。仏教伝来とともに「酥(そ)」という乳製品が伝えられました。この「酥」は今の製法とは違って牛乳を煮詰めて固めたものだったようです。

 

その後日本での本格的なチーズ作りは、明治8年に北海道開拓庁、七重勧業試験場で練乳とチーズを試作したのが始まりと言われています。

 

今回は国内の特定の牧場の牛乳を原材料として作ったチーズをご紹介します。

千葉県いずみ市 高秀牧場チーズ工房のブルーチーズ

【お取り寄せ必至!】生産者の愛情いっぱいの牧場の牛乳で作った日本産チーズ

千葉県いずみ市の高秀牧場は、豊かな大自然の中で、約150頭の乳牛を飼育している酪農牧場で、チーズ工房も併設しています。

 

こちらのチーズ工房では、搾りたての新鮮なミルクから、フレッシュチーズ、ソフトチーズ、青カビ、セミハードチーズといろいろな種類のチーズを作っています。

 

その中でも、このブルーチーズ「草原の青空」は、2014年Japan Cheese Awardで金賞を受賞。翌年にフランスTours市で開催されたチーズコンテストでは、見事、最高賞であるSuper Goldを受賞という快挙を果たし、世界も認めた青カビチーズです。

 

ちなみに、もともと千葉は江戸時代に8代将軍の徳川吉宗がインドから白牛(乳牛)を輸入し乳製品(白牛酪)を造らせたといわれ、南房総市にある酪農の里は“日本酪農発祥の地”として千葉県史跡に認定されている場所です。

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奈良県西井牧場の飛鳥時代のチーズ「飛鳥の蘇」

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前文でご紹介しましたが、約1400年前の飛鳥時代に仏教ともに伝来された「酥(そ)」を再現したチーズがあるのです。

 

その古代のチーズ「蘇」を再現したのが、奈良県・明日香村の西井牧場さん。1987年から考古学者の猪熊兼勝氏の監修のもと、作り方を再現して製造販売しています。さてその味わいですが、まさに塩ミルクキャンディー。ほのかな甘さにミルク味を感じ、また香ばしさも口に広がり独特の食感を楽しめます。

 

平安時代には、この「蘇」は誰でも手軽に食べられる大衆食品ではなく、上への献上品でした。その効能は現代のローヤルゼリーのごとく不老長寿、滋養強壮ともいわれ高級品。当時は貴族や貴婦人しか食していなかったようです。そんな万葉の貴族になったつもりでこの古代チーズを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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国産ナチュラルチーズ×信州味噌の和風仕立ての長野県長門牧場の味噌チーズ

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長野県の長門牧場は北白樺高原に広大な牧草地をもつ酪農ファミリーとして、さまざまな乳製品が製造され 多くのファンをもっています。良質な牛乳からていねいに作られるチーズはなめらかでマイルドです。

 

その中でも「これぞ日本のチーズ!」というのが、この「味噌チーズ」。

 

和風サラダの他にも ホワイトシチューや豆乳味噌汁にトッピングしても美味しいですし、オードブルとしても好評です。お味噌のコクで ちょい足しの楽しさは無限にあります。実は、パンにのせて軽くトーストするのが美味しい食べ方だとか。

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群馬県で作る「鉱山」という意味を持つチーズ

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こちらはブラジル人のビルマル・デ・ソウザ・ファリアスさんが作る、ブラジルで最も親しまれているチーズのひとつである、ミナスチーズ。ブラジル全土では、フレッシュチーズのことを、ミナスチーズと呼ばれています。

 

ビルさんは1992年に来日し、2002年に富山県で故郷ブラジルのチーズ作りを始めました。その後より良い原料乳を探して、群馬県太田市の松井牧場のミルクと出会い、2013年群馬県大泉町にチーズ工房を移転。「囲いの中で解き放たれて飼育された牛は、閉じ込められている牛よりも、よりよい品質の牛乳をたくさん生み出すことができる。」その理由から松井牧場を選んだそうです。

 

余談ですが、この松井牧場は乳牛だけではなく黒毛和牛も育てていて、美味しい満点ハンバーグも販売しています。(参照:牛をこよなく愛する牛飼い、松井さんプロデュースの満点ハンバーグhttp://r.gnavi.co.jp/ippin/article-6489/)

 

スライスしたミナスチーズを、わさび醤油で召し上がっていただくのも美味しいのだそうです。

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栃木県・那須の那須高原今牧場チーズ工房で限定販売のTourteau Fromage(トゥルトゥ フロマジェ)

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那須高原の今牧場は、数少ない国内におけるシェーブルチーズ生産工房の一つです。2014年に開催された「Japan Cheese Award」では、シェーブルチーズ「茶臼岳」は見事金賞に輝き、その後、2015年6月には世界コンクールにもチャレンジする、今注目のチーズ工房です。

【お取り寄せ必至!】生産者の愛情いっぱいの牧場の牛乳で作った日本産チーズ

那須の茶臼山をイメージしたこのチーズは、シェーブルらしい真っ白な生地の周りに炭がまぶされていて、内部は柔らかくまたきめの細かい生地に仕上げられています。味わいは非常に上品で酸味とミルク感を感じます。

 

シェーブル・フレ「朝日岳」を使って那須生産の卵・小麦粉にこだわり、地元のケーキ屋さんが再現しましたのが、フランスの伝統菓子としてフレッシュシェーブルチーズを使った独特なチーズケーキ、その名もTourteau Fromage(トゥルトゥ フロマジェ)。

 

このTourteau Fromage(トゥルトゥ フロマジェ)は、この那須高原今牧場チーズ工房で限定販売されています。

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※掲載情報は 2016/08/04 時点のものとなります。

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