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鮮度にこだわるため、賞味期限はわずか5日間!
昨年夏、福岡市に1カ月ほど滞在し、福岡市の魅力をブログで発信するという仕事を請け負っていたのですが、その期間中に出会った「天ぷら ひらお」は今でも忘れられない記憶として私の「舌」に焼き付いています。
決して「コースで1人1万円」というような高級店ではなく、むしろ福岡市民の胃袋を満たす庶民店として圧倒的な支持を得ている天ぷら屋さんなのですが、その味は高級店に負けず劣らずのクオリティです。天ぷら定食も720円と非常に良心的な価格設定。にもかかわらず、熟練の職人さんが高級店と同じように揚げたてを一品一品運ぶという粋なスタイルを貫き通しているのです。
そんな「天ぷら ひらお」さんで目撃した衝撃の光景は、常連さんたちは天ぷらが揚がるのを待つ間に食べ放題になっているお店オリジナルの塩辛でご飯を一杯たいらげてしまうというものでした。「えっ、まだメインのおかずが来てないですよね!?」というのが私の素直な感想でした。
でも、私も常連さんたちの真似をして、ひとくちその塩辛に箸をつけると、その理由がすぐさまわかりました。「だって、尋常じゃなくご飯と相性がイイだもん!」ご飯の進み具合がハンパではありません。気づけば私も無心でご飯を一杯たいらげていました。
そんな「天ぷら ひらお」さんの特製塩辛は、お客さんからの強いリクエストもあって、テイクアウト&お取り寄せに対応しています。今では我が家の朝ごはんの定番の逸品として食卓に欠かさず並んでいます。防腐剤を一切使用していないため、賞味期限はわずか5日と短いのが難点ですが、それは鮮度へのこだわりの裏付けとも言えます。
また、お酒好きの方には「酒の肴」とするのもオススメです。ご飯と同様、お酒も異常に進んでしまうのが注意点ではありますが。
また、お取り寄せをしようという方は、併せて「わさびみそ」を注文するのもオススメです。田舎味噌の素朴な甘みとわさびのツーンとした辛さが絶妙に合わさり、こちらも非常にクセになる味をしていますから。ぜひ両方ともご賞味あれ!
※掲載情報は 2016/07/26 時点のものとなります。
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キュレーター情報
フリーライター
高柳淳
普段はカルチャー誌やWEB媒体などを中心に執筆活動を展開。2015年の夏には福岡市が編集するニュースサイト「#FUKUOKA」の企画で1ヶ月ほど福岡へ滞在し、現地の美味しいグルメをガッツリと満喫してきました。好評につき第二弾も企画された「福岡ガチ検証生活」の初代体験者であることが自慢です!
http://hash.city.fukuoka.lg.jp/ijyu/index
趣味は妻との食べ歩き。美味しいお店があると聞きつければ、各地都内一目散、マジで意気込み部隊が出動します。ジャンルは和食から洋食、エスニックからラーメンと幅広く押さえていますが、最終的には毎日食べても飽きない素朴なものに落ち着いた感があり。
これまで自腹で相当額つぎ込んで得ることのできたグルメ情報から「本物」だけを厳選してお伝えしていきたいと思います!
あ、そういえば、群馬県出身ですが、中学・高校時代には東京まで新幹線通学をするレアな子としてNHKに取材された過去も持っていました!(笑)。