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いつでもどこでも食べられるスコーン
アイルランド人はパンやスコーンを食べるのも作るのも大好きで、多くの人が家庭でパンを手作りしたり、お店で焼きたてのソーダブレッドを買ったりします。家庭で気軽に作られるスコーンは、アイルランドの食文化には欠かせません。スコーンといえば、スイーツというイメージを持たれるかもしれませんが、アイルランドではスコーンはパンの立場に近く、朝食や4時のアフタヌーンティーに食べる人が多いです。ホームメイドのスコーンは、結晶が大きな白ざら糖を使用する事が多く、クリスピーな食感が楽しめます。バターには、アイルランドで愛される乳製品ブランド「KERRYGOLD」が使われる事が多いです。
アイリッシュスコーンの種類
伝統的なアイリッシュスコーンはレーズンを入れたものが主流です。アイルランドでは大きく分けて2種類のスコーンに分けられます。ひとつはスイートスコーン、もうひとつはブラウンスコーンです。
ホワイトスコーンは小麦粉、ベーキングパウダー、砂糖を入れるのに対して、ブラウンスコーンは、全粒粉、重曹、塩、砂糖を入れて混ぜ合わせます。スイーツスコーンはその名の通りスイーツとして、ブラウンスコーンはパンとしてスープやチーズとよく合わせられます。
アイルランドに行ったら食べて欲しい絶品スコーン
アイルランドに訪れた際は、是非お店で絶品スコーンを味わってみてください。「ザ シェルボーン ダブリン」や「ザ メリオン」などの三ツ星ホテルのアフタヌーンティーは優雅な時間を楽しむ事ができ、スコーンも間違いなく絶品です。最近オススメなのは、日本でも女性に人気のアパレルメーカーAvocaがダブリン近郊で始めたカフェのスコーンです。
オーガニック食品にこだわり、ビーガンやベジタリアンでも安心して食べる事ができるのが人気の秘訣です。アイルランドでしか味わえないスコーンもあります。皆さんにアイリッシュスコーンの魅力を是非知ってもらいたいです!
※掲載情報は 2016/07/30 時点のものとなります。
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キュレーター情報
アイルランド大使館
アイルランドは、北大西洋のアイルランド島にある立憲共和制国家です。北東に英国北アイルランドと接し、首都はアイルランド島中東部の都市ダブリン。アイルランド人にとって無くてはならないものは「じゃがいも」ですが、牧畜業が盛んなため、乳製品や肉、その加工食品が多く食されています。また、海に囲まれ、豊富な魚介類が取れる事から、特に西部では、シーフードを中心とした料理に定評があります。パブで味わう黒ビールとオイスターは、まさにベスト・マリッジです!近年の経済発展と共に海外の食文化も取り入れられ、伝統料理と組み合わせた多くの創作料理で外食産業を賑わせています。また、紅茶の消費量は世界一、ビールのスタウトが多く作られてます。ナショナルカラーが緑というほど、緑に愛されているアイルランドの食文化を通じて、少しでも皆様がアイルランドを身近に感じていただければと思っております。