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限定販売の「究極の素麺」は食感が命!
子供の頃からの夏の風景といえば、スイカの冷たさやセミの声、ひんやりした畳の感触などが思い起こされますが、やはり冷たい素麺を忘れるわけにはいきません。
私の家でも、氷を張った鉢に盛られた美味しそうに白く光っている素麺が、お昼ごはんの定番でした。毎年どこからともなく「お中元」として送られてくる素麺の束を、母親に言いつけられて毎日のように納戸に取りにいったものです。
今でも大好物の素麺ですが、食の仕事をするようになってからはなぜか食する機会があまりありませんでした。しかし、先日この「極細素麺 天乃絹糸」に出会い、そののど越しと豊かな旨みに、とてもびっくりしたのです!
この極細素麺、一般の素麺が10gで80本程度のところ、なんと10gで180~200本という繊細さ。写真の楊枝と比べても、その細さがよくわかりますね。
素麺の一大産地である長崎・島原の中でも、これほどの技術を持つ職人さんは数名しかいらっしゃらないそうです。
原料も北海道産の純国産小麦を使用し、湿度や天候に細心の注意を払っての「コネ」や「ホソメ」を経た、まさに職人技の集大成のような「作品」です。
また、ゆで時間はなんと35秒、あっという間にいただけるのも魅力の一つですね。
しっかりとしたコシがあって、粉の味がきちんと感じられて、かつ最高の食感が楽しめるこの極細素麺、短期間の限定販売なのがとても残念な、まさに「旬」のお味です。
※掲載情報は 2016/07/26 時点のものとなります。
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キュレーター情報
料理写真家
今清水隆宏
1965年、東京都生まれ。東京造形大学卒業。1988年よりフリーランスフォトグラファーとして独立。
以後、国内・海外、料理研究家・シェフを問わず主に雑誌、料理レシピ、レストランなどの料理およびその周辺の撮影、書籍企画等を担当。他、百貨店等各種カルチャースクール、地方自治体等にて「料理写真講座」の講師、講演等でも活動。社団法人日本広告写真家協会会員。