完熟かぐら南蛮を使った辛味がまろやかな「巻機(まきはた)なんばん味噌」

完熟かぐら南蛮を使った辛味がまろやかな「巻機(まきはた)なんばん味噌」

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新潟の巻機地区にひっそりと存在した南蛮味噌。若い女性が口伝レシピで作り続ける

完熟かぐら南蛮を使った辛味がまろやかな「巻機(まきはた)なんばん味噌」

新潟県のソウルフード南蛮味噌。かぐら南蛮と味噌で煮詰める辛みそ。かぐら南蛮とは、新潟県長岡市の長岡野菜の一つ。形はピーマンがクシャっとなったような感じで辛い。クシャッとした姿がお祭りのお神楽の面に似ていということで「かぐら南蛮」。

 

普通は青いかぐら南蛮を収穫し、越後味噌と砂糖、水でつくるシンプルなもの。各家庭で味付けに違いがある。出来上がりの色は、味噌が前面に出た茶色がかった緑。

 

しかし、この巻機なんばん味噌は赤色をしている。完熟し、赤くなったかぐら南蛮を使い料理するためだ。

作っているのは若い女性で、しかも美人。

 

レシピを知るのは彼女と師匠だけ。

 

聞くと、巻機なんばん味噌のファンだった彼女が、師匠が高齢のためやめてしまうと聞き「もったいない」と言うと、「あなたになら教えてもいい」と秘伝を受け取る事になったという。

 

子育て中ながら、かぐら南蛮の栽培から手がけ、秘伝レシピで作って瓶詰めまでしている。大量生産はできないが固定客がしっかりいるので、近所の道の駅で販売すると売り切れてしまうこともあるとか。

 

色が綺麗で、白く光るコシヒカリにのせた姿も美しい。完熟かぐら南蛮を使っているため、辛味がまろやかで洋風料理にもあいそうだ。ピザソースやナポリタンなどと合わせてもイケそうだ。

 

地元の味を残したいと立ち上がり、秘伝レシピでつくりつづける新潟美人。新潟産コシヒカリと巻機かぐらなんばん味噌。これで軽く2杯は食べてしまう。究極のごはんのお供を是非!

巻機(まきはた)なんばん味噌

巻機工房 住所:南魚沼市塩沢

※掲載情報は 2016/07/25 時点のものとなります。

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キュレーター情報

大桃美代子

タレント・新潟食料農業大学客員教授

大桃美代子

地域活性イベントも各地で行ってきたタレントとして、ニュースをはじめ、料理、クイズ、バラエティ、情報番組と、幅広い分野で活躍。 韓流にはまり、韓国に語学留学をするほど韓国好き。訪問回数も非常に多く、映画・ドラマ・文化・観光名所だけでなくグルメからパワースポットまで幅広い韓国情報通。 「阪神・淡路大震災」は大阪滞在中に、「中越地震」を新潟県魚沼市の実家に帰省中に被災し、災害と復興について考えるきっかけに。風化させないことをテーマに情報発信や、復興の為の地域活性化にも携わる。雑穀エキスパート、ジュニア・野菜ソムリエ、おさかなマイスター・アドバイザーの資格を取得するなど食育や農業に関心が高く、地元の新潟にて古代米作りもする。『桃米』として販売中。 地域活性化に取り組む団体を支援するため全国地方新聞と共同通信が設けた『地域再生大賞』選考委員を務め、各地の取組みを視察。様々な地域での取組みを紹介する講演が好評を得ている。そのほか『リアル桃太郎電鉄』、『熊本ワイチャ会議』…など、地域活性イベントも各地で行ってきた。

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