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昨年3月に開業した「北陸新幹線」に合わせて、富山に旅行で観光客の方々を玄関口・富山駅でお迎えするために作られた「とやマルシェ」。ここに富山の名産品・特産品が勢揃いしています。観光のあいだは身軽に巡ってもらい、お帰りの際に最高の富山みやげをお買い求めできるように作られました。
ビジネスで時間のない方にとっては、駅に寄るだけで富山の味めぐりができる便利な場所として、富山の旬の味をここですべて買って味わえるうれしい場所となっています。そんな富山駅の新スポットで、おすすめの富山土産3商品をご紹介します。
1:【河内屋:棒S】5種のケースもおしゃれなスティック蒲鉾
魚津市にある「河内屋」は北陸でも知られた蒲鉾の老舗。豊かな素材と確かな職人技を駆使して作られ、地元でも評判のお店です。そんな老舗の伝統を重んじながら、蒲鉾をより現代的にアレンジしたのがこの「棒S(ボウズ)」。蒲鉾を食べやすいスティック状にしてかつ1個ずつ個包装にしたところが人気の秘訣だそうです。商品としての完成度をさらに高めているのが、蒲鉾にチーズや黒こしょう、唐辛子など特徴的なフレーバーでバリエーションを持たせ、さらに洗練されたパッケージも実に魅力的。新幹線の中で飲むビールのつまみにはもちろん、お酒やワインにもぴったりのお味と、おしゃれな地元の名物としてお土産にもぴったり。蒲鉾が1個ずつ包装されているので無理に食べきらなくていいのもうれしいですね。
2:【大野屋:高岡ラムネ】創業1838年の老舗が作る落雁のような大人のラムネ
高岡市にある「大野屋」は、天保9年(1838年)創業で、高岡の山町筋で菓子屋を営み続けている老舗菓子店。代表銘菓「とこなつ」や「田毎」も有名ですが、」人気急上昇中なのが、菓子木型を活用した新感覚の「高岡ラムネ」。富山県産コシヒカリの粉末粉や国産素材を組み合わせて作られた、一見落雁と間違えるような見た目の、まさに「大人の」ラムネ。「素材にこだわりがある」ラムネは小さい包みですので、ちょっとしゃれたハンカチなど包み、手土産やギフトの贈り物に添えて贈ると喜ばれますよ。
3:【薄氷本舗五郎丸屋:T五】創業1752年の老舗の技が生きる薄い干菓子
小矢部市にある「五郎丸屋」は、創業は江戸中期の1752年という由緒ある老舗和菓子店。現在のご店主さんで16代目というから驚きです。こちらの代表銘菓「薄氷(うすごおり)」は、富山特産の新大正米を使用した薄い煎餅に、阿波特産の高級和三盆糖を独特の製法で刷毛塗りして作られたお菓子。
藩政時代には加賀藩主前田公から幕府に献上されたりしていたそうです。種類は、「桜・塩味」「抹茶・苦味」「柚子・酸味」「和三盆・甘味」「胡麻・滋味」の5種類。国産の桜や京都宇治の石臼挽きの抹茶、富山県庄川産の柚子果汁、阿波の和三盆、無農薬栽培による国産の胡麻を用いた、正真正銘の日本のお菓子。それぞれの味わいが素晴らしく、5種類を食べれば口の中で日本の四季を感じられます。
ちなみに、こちらの「T五」は観光庁が2013年に選んだ「世界にも通用する究極のお土産」にも選ばれていますので、お土産に迷ったときにはおすすめですよ。
※掲載情報は 2016/07/23 時点のものとなります。
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