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乳製品アレルギーでも大丈夫!穀物&ナッツ製グルテンフリーの植物発酵チーズです
こんにちは。料理研究家/食のトータルデザイナーの小野孝予です。
料理教室の生徒さんからの耳寄り情報と共に、ちょっと変わったチーズを頂きました。何と穀物から採取した乳酸菌でカシューナッツを発酵・熟成させた、乳製品を全く使っていないチーズです。オーガニックやグルテンフリーなど、なかなかこだわりもあるようです。
このチーズをプロデュースされたのは、京都の鈴木形成外科、鈴木晴恵院長です。ヴィーガンカフェを設立されたり、栄養外来も行うなどトータルで食と美容のケアをされています。健康食の地カリフォルニアに定期的に滞在し、食の最先端情報も日本に紹介されているとか。
CHOICE FROMAGEもカリフォルニアのヴィーガン料理研究家に植物性発酵チーズの製法を教わり、京都の気候風土に合わせて紆余曲折、やっと誕生したそうです。
完成したこのチーズには、3つのこだわりがあるとのこと。
■CHOICE’s Standards
オーガニックで無添加、産地・製法にまで気を配った食材を、こだわりの手法で調理します。精製度の低い植物性の食材が基本です。
■Gluten Free
グルテン(gluten) とは、小麦、大麦、ライ麦などの穀物の胚乳から生成されるタンパク質の一種で、これらを一切使いません。
■Vegan
乳製品・卵などの動物性の食材は一切使用していません。
この3つのポリシーを守って、クリーミーで濃厚かつ芳醇な美味しいチーズを皆さまにお届けしているそうです。
いくつかタイプがあります。通年は、SMOKY、ITALIANA、KOTO、RAM RAISINの4種類です。
SMOKY:スモーク風味をつけて更に発酵・熟成させています。日本酒や焼酎などの和なお酒にもよく合います。
ITALIANA:トマトとバジルを混ぜ込んだスプレッドタイプなので、パンに塗るだけでなく、パスタを和えたりドレッシングやソースに混ぜても美味しいです。
KOTO:「山椒」との取り合わせがちょっとユニークですが、西洋と東洋の美味しさが絶妙なハーモニーになっています、きりっと冷やした日本酒や、スパークリングワインと相性良しです。
RUM RAISIN:ラム酒に漬けたオーガニックレーズン入り。ベーグルやスコーン、パンケーキなどと一緒に食べても、ワインなどお酒のお共にも美味です。
他にもSAKURAやFig Leaf(フィグリーフ)と言った種類が、季節に合わせて限定販売されているようです。
チーズプロフェッショナルの私としては、本当のところは乳製品を使った本当のチーズをお勧めしたいところですが、中にはアレルギーやご病気で召し上がれない方、そしてどうしても乳製品が苦手な方がいらっしゃいます。
私の好きなチーズとワインのある食卓にこのチーズもあれば、そういう方々にも一緒に楽しく美味しい時間を共有して頂けるのは、私にとっても大変嬉しいことです。
尚こちらの商品は1つ1つ手作りでの生産の為、ご購入頂く際は予約が基本だそうです。商品の準備ができ次第順次の発送なので、お求めの場合は早目にご注文下さいませ。
※掲載情報は 2016/07/19 時点のものとなります。
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キュレーター情報
料理家/チーズプロフェショナル
小野孝予
大手航空会社キャビンアテンダントとして12年程勤務し、その後は食の世界に転身。現在は家庭料理、チーズ&ワインの教室を主宰すると共に、NPO法人チーズプロフェッショナル協会幹事を務める。外部セミナー講師、コラム執筆、レシピ考案、商品開発&プロモーション、メディア出演。昨今はSDGsの食品ロス削減、エシカル消費、アップサイクルにも繋がるちょっと新しいチーズの楽しみ方「チーズアシェット(R)」を推進中。
著書「チーズ☆マジック おいしい、みんな大好き!ごちそう家ごはん」 (清流出版)
料理教室クオリア主宰 チーズ料理研究家 シュヴァリエ(フランスチーズ鑑評騎士の会) ソムリエ きき酒師