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ほうじ茶界のクイーン降臨!?ちょっとしたギフトにもおすすめ
以前から行ってみたいなと思っていたお茶屋さんが鹿児島にあります。その名も「すすむ茶屋」。すすむ茶屋さんのことを知ったのは、このお店のfaceboookでした。
ワークショップの情報や毎日のお店の様子が素敵な写真とともに発信されていて、一度行ってみたいなと思っていたのでした。素朴だけれど、あたたかみがあって、美しくて、面白い。そんなお茶の様々な魅力を難しい言葉ではなく、敷居が高いというわけでもなく、さらっと、しかし、丁寧に伝えるということはなかなか難しいのですが、それをやっているお茶屋さんというイメージがありました。
ここ数年は東京の雑貨屋などでもすすむ茶屋のお茶が置かれているのを目にすることも増えて、個人的にとてもうれしく思っていました。奇をてらったわけでもないのにおしゃれなパッケージと鹿児島でのびのび育ったおいしいお茶たち。
中でもこのくきほうじ茶はたくさん入っていて、お手頃なのにかわいいしおいしい。友人にあげると「どこの?」と大好評でした。くきほうじ茶なので、小さいお子様がいるお家でも毎日飲むお茶として、カフェインをあまり気にせず飲むことができますね。またこのくきほうじ茶は新芽のくきのみを茶色くなるまで焙煎したほうじ茶だそう。確かに普通のほうじ茶より、やわらかくてやさしくて上品なお味。ほうじ茶好きにはたまらない、キレが良く美しい印象なほうじ茶です。
ちなみに私は、午後疲れた時に冷房の効いたお部屋でアツアツのお湯でサッと淹れるのが好きです。香ばしい香りが部屋中に広がるのもまたGOOD!麦茶のかわりにゴクゴク飲めるおいしいほうじ茶……。この夏、ヘビーローテーションしそうです。
※掲載情報は 2016/07/16 時点のものとなります。
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キュレーター情報
日本茶アーティスト・煎茶道東阿部流師範
茂木雅世
急須で淹れるお茶とその「まわり」を、ちょっとおもしろくする人。煎茶の出番すらなかった場所にも積極的に急須とともに参上し、全国様々な場所でJAPANESE TEA PARTYを開催。多くのクリエイターとコラボをしながら普段急須を使ってお茶を淹れない若い人にも「やっぱり急須のお茶っていいね」と思ってもらえるきっかけとなるような風景や場所、物を多く生み出しています。