東京下町物語。情緒たっぷりなお店で味わう、ノスタルジックスイーツ3選

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「東京の下町」と聞くと、今流行の最先端スポットではなく、昭和の香りが漂うノスタルジックな街をイメージしませんか?東京の都心でハイセンスなお店を巡るだけではなく、風鈴の音色や歴史的な町並み、路地といった下町の風情を感じながら、美味しいものを探してみるのもおすすめです。今回はそんな情緒たっぷりな下町にあるお店の、人気スイーツをご紹介します。

1:【葛飾区金町】手作りが嬉しいおやつに食べたい下町スイーツ「生ぶっせ」

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葛飾区の金町は古くは金町郷といい、下総国香取神宮領の中心地として栄え、古利根川沿いの鎌倉街道に面した町屋が形成されていた場所。そんな金町にある「パティスリー ラ・ローズ・ジャポネ」の「金町生ぶっせ」は、マンダリンホテル東京のシェフパティシエを務め、フランス菓子の世界大会にも出場した実力派のオーナーシェフ五十嵐さんが、「下町のお母さん、おばあさんにも食べていただけるようにとポピュラーなブッセのサイズより小さく作った」商品です。卵黄多めのシュー生地に卵白を加えて作り、生クリームも乳脂肪分45%のフレッシュなものを使用。あんこと生クリームとのバランスが絶妙の生ぶっせは、手作りで量産できないので、予約してからお求めいただくのが確実です。

2:【江東区深川】油も製法も昭和5年からの伝統そのままのスイーツ感覚のおかき

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江東区の深川は、摂津国出身の深川八郎右衛門ほか6人が開拓し、慶長元年(1596年)に深川村を創建したのが始まり。深川めしが名物として有名な深川にある「あられ本舗」は、昭和5年から続く東京・深川のお菓子屋さん。有名店などにも卸しているという本格派で、現在はここのおかきを3代目が守っているのだそう。おかきの原料は国産の信頼する農家のものを使い、製造は人の手で手間隙かけてつくる昔ながらの製法がうれしいですね。おすすめの「桜えび揚げおかき」は。「カリカリサクサク」の食感で音を楽しむと、桜えびとお醤油のストレートな薫りが口に広がり、噛みしめるともち米のねっとりとした食感に変わり、お餅を食べたような満足感が感じられます。後味は焦がし醤油の薫りが続きという三重奏を楽しめるおかきは、甘さ控えめの、まさに昭和のスイーツともいえる一品ではないでしょうか?

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3:【江東区亀戸】老舗江戸料理屋が作る白砂糖を使わない玄米おはぎ

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江東区の亀戸は、もともと海に浮かぶ島だったのだとか。その形が亀に似ていたことから亀島と呼ばれていたそうdす。次第に島の周囲に土砂が堆積して他の島と陸続きになった頃には亀村になり、それが亀戸と呼び名が変わっていきました。亀戸水神宮と亀戸天神社では様々な祭事等が行われ、亀戸水神近くなどには昔ながらの下町風情が残っています。そんな亀戸にある「升本」は、創業明治38年の老舗。砂糖を一切使用していないおはぎ「無糖庵」は、今流行のマクロビオティックを意識して白砂糖の代わりに甜菜(てんさい)糖を使っていて健康的。古くからの製法にこだわりと今流行のマクロビオテティックを融合させた老舗のおはぎは、お土産にも人気のようですね。

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※掲載情報は 2016/07/11 時点のものとなります。

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