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20年の歳月を費やし生み出された、幻の品種「貴陽」
知的障害のある人々に、年間を通じて継続的なスポーツトレーニングとその発表の場である競技会を提供し、私が日本国内本部の代表を務めている国際的なスポーツ組織「スペシャルオリンピックス」というものがあります。
スペシャルオリンピックスで活動して下さっている仲間に、長野県の中野市でこだわりの果物を栽培していらっしゃる方がいます。JA中野市プラム部会「にこにこ部」に所属。今回ご紹介の「貴陽」は<すのはらくだものファーム>のハウス(中野市唯一のハウス)の製品です。これから、露地物が出廻ります。
出始めのものを送ってもらったのですが、生産量が少なくて「幻のフルーツ」とも言われているプラム「貴陽」は、南アルプス市で果樹農家を営む高石鷹雄さんが生みの親。受粉や成育管理や栽培がとても難しいため、地元でも希少価値の高いフルーツとして知られています。
貴陽の特徴のひとつは、その大きさ。通常のプラムの倍近くあり、桃と同じくらいの大きさがあります。食べる前はその大きさから大味なのかと思っていましたが、実は全くそうではなく、皮をむかなくても食べられるほど柔らかくてジューシーでした。
普通のプラムは皮と実の間が酸っぱいですが、貴陽は程よい甘みと酸味がありとても気に入りました。これならヨーグルトをかけて、酸味を補って食べる必要もないですね。ちょっと硬かったら、フルーツポンチにして食べても美味しいと思います。
平成21年と22年に、プラムとしては全国で唯一三重県の伊勢神宮にも奉納された希少な品種。8月までは購入が可能なので、程よい甘さと酸味がたまらないプラム「貴陽」を、今年の夏は味わってみてはいかがでしょうか。
このほか、巨峰、シャインマスカット、ピオーネ等皮ごと食べられる果物、
黄金桃、川中島白桃、リンゴの種類ではサンふじ、はるか、ぐんま名月
などなど、ワンランク上のこだわりの果物を栽培しています。
<すのはらくだものファーム>
中野市笠原294-2
FAX 026-926-3863
携帯電話 090-5511-3552
※掲載情報は 2016/07/08 時点のものとなります。
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キュレーター情報
元プロマラソンランナー
有森裕子
1966年岡山県生まれ。就実高校、日本体育大学を卒業して、(株)リクルート入社。バルセロナオリンピック、アトランタオリンピックの女子マラソンでは銀メダル、銅メダルを獲得。
2007年2月18日、日本初の大規模市民マラソン『東京マラソン2007』でプロマラソンランナーを引退。
1998年NPO法人「ハート・オブ・ゴールド」設立、代表理事就任。2002年4月アスリートのマネジメント会社「ライツ」(現 株式会社RIGHTS. )設立、取締役就任。スペシャルオリンピックス日本理事長、日本プロサッカーリーグ理事。他、国際陸連(IAAF)女性委員会委員、日本陸上競技連盟理事、国連人口基金親善大使、笹川スポーツ財団評議員、社会貢献支援財団評議員等を歴任。
2010年6月、国際オリンピック委員会(IOC)女性スポーツ賞を日本人として初めて受賞。同12月、カンボジア王国ノロドム国王陛下より、ロイヤル・モニサラポン勲章大十字を受章。2010年にはIOC女性スポーツ賞を日本人として初めて受賞。
2013年9月、厚生労働省いきいき健康大使に就任。