記事詳細
【矢場とん】味噌だれ付 串カツ20本セット(愛知県・名古屋)
雑踏の屋台で、つまみで食べていた串かつを、おもむろに“どて鍋(もつ煮込み)”のたれにドボンと浸して食べてみた。そして一言「こりゃ~美味い!」……、実はこれが、あの名古屋名物として有名な「矢場とん」の誕生のきっかけだったそう!
もはや、名古屋人でなくても知っている人も多い、味噌とんかつで有名な老舗店「矢場とん」。誕生のきっかけは、とんかつではなく、昔ながらの串カツにヒントを得て、だったんですね。名古屋生まれ名古屋育ちの私でも、ふと、食べたくなってしまう矢場とんの味噌かつ。観光客で大行列のお店として有名ですが、昔から慣れ親しんだ味だからこそ、地元の人たちにとってもなくてはならない存在なのです。
そんな名古屋の誇り「矢場とん」の歴史がつまった、元祖串カツがこちら。
衣が薄過ぎず厚過ぎずという感じで、とても丁寧に作られている串かつという印象です。肉のジューシーさも絶妙に閉じ込められていて、さすが老舗こだわりの串カツ!
そして、このジューシーな串カツの美味しさを引き立てているのが、名古屋流の「赤味噌だれ」。
カツも赤味噌も元々味が濃いので、下手なみそかつ屋で食べると半分で飽きたりしますよね。でも、矢場とんの味噌かつは、食べ切っても、そのくどさがない。その秘密の1つが、このサラサラとした「味噌だれ」でしょう。名古屋のみそかつといえば、ドロッとした、いかにも赤みそというみそだれをかけるのが主流となっていますが、「矢場とん」では串かつを〝どて鍋″にドボンと浸して食べたという当時のイメージをこだわり続けているそうです。これは、他にはない味。未経験の方は、是非一度食べてみて欲しいです。
そんな味噌だれと串カツが楽しめるギフトセットが登場。矢場とんの串かつが、ボリュームいっぱい20本と、こだわりの味噌だれがセットになっています。ご家庭で、簡単に、本格的な矢場とんの串かつが楽しめますよ。ぜひお取り寄せしてみてくださいね。
※掲載情報は 2016/07/04 時点のものとなります。
- 5
キュレーター情報
株式会社寿商店 常務取締役
森朝奈
愛知県名古屋生まれ。早稲田大学国際教養学部卒業後、楽天株式会社で東京勤務したのち、家業である魚屋の跡取りとして地元・名古屋へ。現在は、鮮魚卸・小売の「株式会社寿商店」の常務取締役として、卸事業の他に、愛知県内で直営飲食店「魚屋の台所 下の一色」「天ぷらめし 下の一色」を営む。代々魚屋の家系で育った、生粋の魚好きで、旬魚から雑魚まで毎日何かしら魚を食べ、また仕事柄、視察など食べ歩きが多いので、名古屋発信グルメも得意ジャンル。
●株式会社寿商店HP:
http://www.s-kotobuki.co.jp/index.html
●寿商店ぐるなびオンラインショップ:
http://shop.gnavi.co.jp/kotobuki/