柿の葉すしで有名な奈良・ゐざさの「手まり寿司弁当」

柿の葉すしで有名な奈良・ゐざさの「手まり寿司弁当」

記事詳細


紹介している商品


旨みあるシャリ、その秘密は創業時にあり

柿の葉すしで有名な奈良・ゐざさの「手まり寿司弁当」

奈良県吉野郡に本店を構える中谷本舗。屋号は「ゐざさ」。その名を知らなくても、「柿の葉すし」の名前は知っている人が多いと思います。百貨店やターミナル駅など、今や全国区の人気を誇っています。中谷本舗の創業は1921(大正10)年。実はスタート時は米穀屋です。米の選定、精米、ブレンド熟成に独自のノウハウを持ち、美味しいお米を食べてもらうことから出発し、名産品「柿の葉すし」などの制作・販売を始めています。そんな同店で今回注目したのは、「手まり寿司弁当」です。こちらは百貨店でひと目惚れして購入したのですが、単なる“ジャケ買い”的なものではなく、やはり“あの柿の葉すしの店の品”という、いわば信頼性が背中押しをしていますね、やはり。

柿の葉すしで有名な奈良・ゐざさの「手まり寿司弁当」

黒く丸いしっかりとした箱を開けると、華やかな手まりのお寿司が円形の周囲に並べられています。すしネタは鮭、真鯛、イクラ、高菜漬け、海老、穴子蒲焼、錦糸卵&そぼろ、梅カツオの8種類。そして中央部分には、シイタケ、タケノコ、ニンジン、フキ、レンコン、鮭、玉子焼きと、煮物を中心とするおかずが7種鎮座しています。まずはおかずからいただきましたが、一品一品がしっかりと存在感を主張。単なる添え物風情ではない印象です。そして手まり寿司を1つ……やはり、酢飯と魚の馴染み具合は安定のそれ。シャリに旨みがあり、間違いのないお弁当かと。見た目で楽しめて、ポンっと口の中に放り込める手軽さもあり、食欲が減退する暑い季節などにぴったりですね。老舗米店の彩りある逸品を手土産にいかがでしょう。

※掲載情報は 2016/07/02 時点のものとなります。

  • 4
ブックマーク
-
ブックマーク
-
この記事が気に入ったらチェック!
柿の葉すしで有名な奈良・ゐざさの「手まり寿司弁当」
ippin情報をお届けします!
Twitterをフォローする
Instagramをフォローする
Instagram
Instagram

キュレーター情報

菅野夕霧

コピーライター、グルメガイド

菅野夕霧

コピーライター、PRコンサルタント、Yahoo!ニュース配信元の『市ケ谷経済新聞』編集長。グルメや酒、沖縄離島旅が趣味。特にランチは“狙い”を定め、日々電車に乗って都内を中心に食べ歩いている。甘いモノを苦手としている関係で、“甘くない”土産の逸品を追求中。現在、All Aboutグルメガイドとして老舗店を紹介する「100年店ランチ」、日本トランスオーシャン航空の機内誌『Coralway』にて、「小さな島の小さな食堂」を連載中。著書に『ヤフートピックスを狙え』(新潮社)など。

次へ

前へ